阪神・森下 守備力向上のため、同学年の万波を質問攻め チーム史上最多のGG5人選出に刺激受けた

2023年11月11日 04:45

野球

阪神・森下 守備力向上のため、同学年の万波を質問攻め チーム史上最多のGG5人選出に刺激受けた
万波とともにノックを受ける阪神・森下(左)(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 阪神・森下翔太外野手(23)が10日、宮崎市内で行われている侍ジャパンの代表合宿に合流し、阪神史上最多5人のゴールデングラブ賞受賞に発奮。来季獲得を目標に掲げた。
 「守備もできるというところを一番、評価される賞なので、獲りたいと思います」

 1年目レギュラーシーズンで10本塁打を放ち、日本シリーズでは新人最多記録更新の7打点など“打”で輝きを放った森下。2年目に向け、次は“守”の勲章に思いをはせた。レギュラーシーズン2失策ながら外野部門の投票は12位。強化ポイントは自覚している。だから、日の丸を背負う舞台でも、すぐさま行動に移した。

 「投げ方の姿勢とか、どういう意識でやっているのかとか、聞きました」

 降雨のため、SOKKENスタジアムに隣接する室内練習場で迎えた合流初日。自ら歩み寄ったのは同学年であり、東海大相模(神奈川)のライバル校・横浜の主力だった万波だ。ノックを終えるやいなや、同じく右翼を主戦場とする昔なじみに質問を開始。身ぶり手ぶりも交えながら、自らより一足早くパ外野部門でゴールデングラブ賞を受賞した技術をどん欲に吸収した。

 「(伸ばしたい部分は)阻止率です。一番はランナーを(前の塁で)止めることのできる選手がいい選手。そこを目指したい」。自らが理想とする走攻守三拍子そろった選手になるべく、前進を続ける。 (石崎 祥平)

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