阪神・岡田監督語録 安芸C展望編「個人の力が今どれぐらいあるかを見るキャンプやろ」

2023年11月11日 05:15

野球

阪神・岡田監督語録 安芸C展望編「個人の力が今どれぐらいあるかを見るキャンプやろ」
移動のため、搭乗口へ向かう阪神・岡田監督(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督が10日、高知県安芸市での秋季キャンプのために、現地入りをした。報道陣とのやりとりは以下の通り。
 ―日本シリーズが終了して超特急でキャンプにいくが。もう少しゆっくりする考えは?
 「いやいや、まだ11月やからな、はっきり言うて。まあ、何もなかったら1日から(秋季キャンプを)やってるわけやからのう」

 ―早く若い選手を見たいか?
 「そうやな。まななあ、ほとんど映像だけやからなあ」

 ―やっぱり打者をみたいか。
 「まあバッター言うてもなあ。まずどんなんか、まずなあ。なかなか難しいよ。今のこのメンバーに割って入るっていうのは」

 ―昨年は安芸に行く前に甲子園で秋季練習をし、その後の安芸での秋季キャンプにはかなりレギュラー組が参加した。今年は?
 「去年は、ほとんど行ったからなあ。まあ、今年は個人練習な。うん、そんな連係をやる必要はないし。はっきり言うて。まあ、個々の力がどれぐらいあるかっていうことやろな」

 ―秋が一番伸びる時期。
 「体が出来上がってるからな」

 ―昨年は就任したてだった。1年やって、選手も分かって今年のキャンプは変わるか。
 「いや、でも今年のメンバーは2軍のやつがほとんどやからな。それの見極めやで。来年どうかは…。急激に伸びる選手もおるかもわからんけど、そういう期待感はあるけど。新人とかでも今年1年間やって、これから1軍の戦力になるにはどれぐらい力つけなあかんいうかな」

 ―監督が見ることで選手もいい影響が出る。
 「そら可能性がある、良かったら2月のキャンプで1軍っていうかな。もう今年から、(1、2軍の春季キャンプの開催地が)近いからな。来いって言うたら、すぐ来られるしなキャンプ地も。今までみたいに完ぺきに分かれてしまうあれじゃないからな。まあそら、2月に入ったら、実戦とかでまた呼んだりできるわけやから。まあ、今どれくらい力があるのかを見るキャンプやな。今年に関してはな。去年とは全然違う内容のキャンプになるやん」

 ―秋は追い込んで故障してもいい?
 「故障するまで追い込める体力があればええけど(笑い)」

 ―直接指導したり若い子にアドバイスするシーンも多くなるか?
 「まあでも、1年間やったからな。今度は指導っていうても、個々の技術面は違うから、どこを伸ばしてやるというかな、今のままじゃ当然まだまだ1軍の戦力にならんいうことやから、これからどうしていくかやな」

 ―育成の野口。映像を見たか?
 「まあ映像しか見てないよ、今年に関しては」

 ―パワーは素晴らしい。
 「うーん、まだ見てないから分からんけど」

 ―高卒ルーキーの井坪の前半の活躍は耳には入ってたか?
 「そら入ってる入ってる。まあでもあの打ち方は…。どういう感じでああいう打ち方をしたのかっていうのはな、見てみたいわな。なかなかあの打ち方、構えから変えるのはな。あのスタイルでやってたわけやろ? そういうのもあるからな、変えてしまって自分のええところなくしてしまうのもあかんからな。それは見てからよ」

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