日本通運 初戦突破!オリ・ドラ6古田島 8回途中まで11K1失点の好投

2023年11月11日 05:00

野球

日本通運 初戦突破!オリ・ドラ6古田島 8回途中まで11K1失点の好投
<ヤマハ・日本通運>先発登板し気迫のピッチングを見せる日本通運・古田島(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【社会人野球日本選手権第3日・1回戦   日本通運4―1ヤマハ ( 2023年11月10日    京セラD )】 1回戦3試合が行われ、昨年8強の日本通運がヤマハを4―1で下して初戦を突破した。オリックスからドラフト6位指名された古田島成龍投手(24)は先発し、11三振を奪い7回0/3を5安打1失点と好投。Honda熊本はJFE東日本、信越クラブは日本新薬を破ってそれぞれ2回戦に進んだ。
 来季からの本拠地で即戦力であることを証明した。オリックス6位の日本通運・古田島が7回0/3を1失点。最速152キロ右腕が11三振を奪う力投を見せ、勝利をたぐり寄せた。

 「自分の長所は縦の変化球で三振を取れること。硬いマウンドは嫌いではない。投げやすかったです」

 2―0の4回に許した右翼席へのソロが唯一の失点。最速149キロを計測した直球と得意球のチェンジアップで緩急を自在に操り、今夏の都市対抗で準優勝したヤマハを寄せ付けなかった。

 京セラドームのマウンドは昨年の日本選手権で経験済みだ。登板3試合で4イニング無失点と好投し、今年のドラフト指名につなげた。「去年から良いイメージのある球場。これも何かの縁かなと思います」。大会直前まで不調だったと明かすものの、このマウンドに上がると本調子に戻った。

 「最高の置き土産を残してプロに行く。まだ1勝。残り試合も全部投げるつもりです」。水が合う来季の本拠地で恩返しのフル回転をする決意だ。(河合 洋介)

おすすめテーマ

2023年11月11日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム