【阪神・岡田監督語録】2回とも日本シリーズ負けたパレードやったからな。勝ってやる方がいいよな

2023年11月24日 05:15

野球

【阪神・岡田監督語録】2回とも日本シリーズ負けたパレードやったからな。勝ってやる方がいいよな
パレードで手を振る阪神・岡田監督 Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督は23日、神戸市と大阪市で行われた優勝記念パレード終了後に取材対応をした。タイガースの有力支援者だった父・勇郎さんに連れられて参加した62年の優勝パレードの思い出も振り返った。
 ―前日にゴルフをやって、今日は手を振って大変。
 「ほぐれたわ、肩とひじが。こってたのに」

 ―阪神のパレードは全て参加している、
 「そうやなあ。どっちか忘れたけどなあ。(64年は開催されてない、と聞いて)そうか。じゃあ62年か。62年は幼稚園やなあ。64年が小学校1年やからなあ、あのオリンピックは。うん」

 ―(選手と一緒に)オープンカーに乗った記憶はあるか。
 「あるある。白いブーツは覚えてるわ。白いブーツで乗ったん。それは覚えてるけどな。あれ、みんなオープンカーやったなあ」

 ―母校の小学校からのスタートは感慨深いものがあったか。
 「まあなあ。前(05年)はだって、市役所の前やった。もう一個後ろの、中之島の。あそこ、工事をやってるから(場所が変わったの)か?なんかようわからんけど」

 ―印象に残った声援は?
 「ありがとうというのが多かったよな」

 ―改めて勝たないといけないと思ったという話をした。勝つ喜びを知ることは大事か。
 「俺よりも、グラウンドでやってる選手がな、まあ、選手はほとんど初めてやん。だから、やっぱああいう光景を見てな、また1年後にやろうっていうかな、これだけすごいんだっていうかな、やっぱり間近で体験できるというのは、ものすごい大きいと思うよ」

 ―一度の優勝で飽き足らず貪欲に何度も?
 「それはもう、ずっと前の時もそう思っとったんや、それができんかった(笑)」

 ―一度優勝したチームは欲が出て強くなる?
 「いやいや、そら強くなってくれたらいいけど(笑)。でもまあ、今のチームは前とちょっと違うからな、まだまだそんな完成されたようなチームじゃないし。年齢的にもみんな若いし、伸びしろとかな、個人個人の伸びしろはまだまだあると思うあるから、そういう意味では楽しみよな、前の時よりかはな、だいぶ」

 ―三宮でも、できたことについては?
 「この前(05年)はやらんかったもんな、それはよかったと思うよ、両方できたいうのはな。ここ兵庫県やからな、一応、西宮はな」

 ―天気が良かった。
 「いやいやほんと、2回雨やってんな。03年の雨は覚えてるけど、05年も雨やってんな」

 ―余韻に浸りたいと?
 「気持ち的にはまだまだな。日本シリーズが終わって、(秋季キャンプへ行ったため)まだちょっと野球してるような感じやったからな。そらキャンプが終わって帰って来て、昨日くらいからやな、ゴルフでみんな集まるとか、今日もみんな集まってパレードできるとか、それでだんだんそういう実感わいてくると思うよ」

 ―85年はパレードがなかった。日本一でのパレードはまた違うものもあった。
 「だから2回ともな、日本シリーズ負けたパレードやったからな。それはやっぱり勝ってやる方がいいよな。最後までな。気持ち的にも違うしな」

 ―03年と05年と、歓声や雰囲気の違いは?
 「それはね、おめでとうとありがとうの違いかな。おめでとういう言葉をもらったけど、ありがとうという言葉の方がなんか残ってるよな。実感にな。ありがとうの方が多かったような気するよな。言葉的にもな」

 ―それだけ阪神ファンが長い間、優勝を待っていた。
 「そうやろな。俺も半分待ってたけどな。ずっとスタンドで見とったんやから」

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