ドジャース移籍の山本由伸が“惜別会見”「オリックスだからここまで来れた」「指導者に恵まれた」と感謝

2023年12月30日 13:15

野球

ドジャース移籍の山本由伸が“惜別会見”「オリックスだからここまで来れた」「指導者に恵まれた」と感謝
ドジャースへの入団が決まり、古巣のオリックスへの思いを語る山本(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 オリックスからポスティングシステムでドジャースに移籍した山本由伸投手(25)が30日、大阪市内のホテルで「惜別会見」を行い、オリックスへの感謝の気持ちを述べた。
 山本は27日(日本時間28日)、ドジャースの本拠・ロサンゼルスのドジャースタジアムで入団会見を行い「「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなければいけません。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張ります」と少し噛みながらWBCでの大谷翔平の明言を引用して、決意を語った。

 冒頭で、米国での入団会見を振り返り「一度見返しましたけど、なかなか良い噛み具合でしたね。60点ぐらい」と自己評価を付けて笑顔を見せた。

 また、オリックスで日本を代表する投手に成長。ターニングポイントについて尋ねられると「やっぱり指導者の方に本当に恵まれたなと。無理をさせないってことに(重点を)置きながら、もちろん勝利を目指してやる中で、ケガだったり故障にすごく気を使っていただいて、登板だったり、登板の間も体調をすごく心配していただき、健康にプロ野球人生を進んでいけて順調な成長につながったので、本当に指導者に恵まれました」と感謝の言葉を述べた。

 この7年を「手応えを感じたとか、この日からすごく自信が付いたとかはまったくなく、入った日から変わらず毎日を全力で取り組めたことが良かった」と振り返り「オリックスという球団でプレーできて、人生の中でもすごく成長できた7年間。オリックスだから、ここまで来れたと感じてますし、何より7年間どんな時も応援していただいた皆様に感謝しています」と球団関係者、ファンへの思いを口にした。

 山本は都城高から16年ドラフト4位でオリックスに入団。高卒2年目の18年に救援で頭角を現すと、19年からは先発に再転向。エース街道を歩み、今季まで防御率、勝利数、勝率、奪三振の史上初の3年連続投手4冠に輝き、リーグMVPと沢村賞も3年連続受賞。チームのリーグ3連覇に貢献した。

おすすめテーマ

2023年12月30日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム