山本由伸 同僚となる大谷翔平は「同じチームでプレーできるのは特別」「成長につながる」

2023年12月30日 13:32

野球

山本由伸 同僚となる大谷翔平は「同じチームでプレーできるのは特別」「成長につながる」
ドジャースへの入団が決まり、古巣のオリックスへの思いを語る山本(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 オリックスからポスティングシステムでドジャースに移籍した山本由伸投手(25)が30日、大阪市内のホテルで「惜別会見」を行った。
 山本は27日(日本時間28日)、ドジャースの本拠・ロサンゼルスのドジャースタジアムで入団会見を行い「「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなければいけません。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張ります」と少し噛みながらWBCでの大谷翔平の明言を引用して、決意を語った。

 冒頭で、米国での入団会見を振り返り「質問もやはり英語ですし、すごく新鮮だった」と語り、英語でのスピーチは「一度見返しましたけど、なかなか良い噛み具合でしたね。60点ぐらい」と自己評価を付けて笑顔を見せた。

 そして、改めてドジャース入団を決断した理由として「すごく高く評価していただき、必要としていただき、勝つ事への強い気持ちも良いなと。ここだなと思うものがありましたし、とにかく勝ちたいことが一番なのでそれに一番近いチームを選ばせていただきました」と説明。

 来季から同僚となる大谷翔平については「世界の中でトップ選手と思うので、そういった選手と同じチームでプレーできるのは特別なこと。僕の野球人生はまだまだこれからなので、成長につながる」と存在に感謝。「強く勧誘の言葉をいただいたわけでなく気を使っていただいて、“何でも相談して”と、とにかく優しく接してくださいました。いろいろ質問はしましたけど、大谷さんも今年(2024年)からドジャースに加入するので、チームのことは聞いたりしてないですけど、メジャーリーグのことをいろんな質問をしました」と語った。

 山本は都城高から16年ドラフト4位でオリックスに入団。高卒2年目の18年に救援で頭角を現すと、19年からは先発に再転向。エース街道を歩み、今季まで防御率、勝利数、勝率、奪三振の史上初の3年連続投手4冠に輝き、リーグMVPと沢村賞も3年連続受賞。チームのリーグ3連覇に貢献した。

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