阪神・木浪「自分の体について勉強したい」 遊撃死守へ、人気ユーチューバー「ミノルマン」野球塾入門

2024年01月07日 05:15

野球

阪神・木浪「自分の体について勉強したい」 遊撃死守へ、人気ユーチューバー「ミノルマン」野球塾入門
打撃練習する阪神・木浪(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 阪神・木浪が、野球指導で人気のユーチューバー「ミノルマン」が主宰する野球塾「Amazing」に入門し、プレーにつながる体の使い方を学んでいることを明かした。兵庫県西宮市の甲子園室内練習場で自主トレを公開。「自分の体を研究、じゃないですけど、どう動いたらどうなるかとか、自分の体について勉強したい」と取り組みを説明した。
 ミノルマンとは、大阪桐蔭高で主将を務めた元社会人選手の広畑実さん(30)。現在は、YouTubeチャンネルの登録者数約11万6000人を誇る気鋭の指導者で、小学生からプロ選手までが教えを請う野球施設を全国6カ所に展開する。そこでは、広畑さんを中心とした指導者が日夜、技術練習とトレーニングの開発に励む。計測機器こそないものの、野球を研究し新たな練習方法を確立する点では、日本版「ドライブライン」と言えるような施設だ。

 木浪は、亜大の1学年先輩の広畑さんを頼って、同施設のトレーナーに師事。体を意のままに操れるよう、身体操作性を高める多くの運動に励んでいる。

 「ストレッチであったり、今までやったことがない動きが苦手だと分かりました。それができるようになれば、技術がもっと上がるのかな、と。(苦手なことは)具体的に言えないですけど、みなさん(報道陣)ができるような初歩的なこと。体がどう動くのか(理解すること)を重点的にやっています」

 リーグ制覇と日本一に貢献した昨季は、プロ5年目で初めて規定打席に到達した。年間通してプレーしたことで「知ることが大事だと改めて思った」と、体を見つめ直す必要性を感じた。筋肉の張りが発生する原因など、体のメカニズムを知れば、技術向上だけでなく、故障防止につながる。「分からないことをとことんやるということは、自分のプラスになると思うし、それがシーズンに生きてくれたら」。6月には30歳になる遊撃手。定位置を小幡に譲るまいと、貪欲に自分を高める。(倉世古 洋平)

 ≪ラッキーカラーピンク用具継続≫
 ○…木浪は、今季もラッキーカラーのピンク色の用具でシーズンに臨む。「子供が好きな色。継続して使っていきたいなという気持ちもあります」。用具提供を受けるスラッガー(久保田運動具店)から、今季用のグラブがこの日到着し、早速自主トレ公開で感触を確認した。昨季はリストバンド、打撃用手袋などピンク色の用具で飛躍を遂げた背番号0。同社の担当者は「“ゲンを担いで、ピンクを使いたいです!”ということで、頑張ってほしい」と期待を込めた。

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