セ初の新人王&MVPダブル受賞…虎の村神様が残す昨季唯一の悔い 岡田監督は「あんな投球すんなよ」

2024年01月07日 18:01

野球

セ初の新人王&MVPダブル受賞…虎の村神様が残す昨季唯一の悔い 岡田監督は「あんな投球すんなよ」
阪神・村上 Photo By スポニチ
 阪神の村上頌樹投手(25)が7日に放送された日本テレビ系の新春恒例特番「大和地所スペシャル 超プロ野球ULTRA」(後2・00)に出演。昨季唯一の心残りだという“あの試合”での偽らざる本音をぶっちゃけた。
 村上は2023年4月12日に行われた巨人―阪神戦(東京D)で2年ぶりに先発登板。7回まで84球を投げて巨人打線を完全投球に仕留めた。

 だが、阪神が1―0とわずか1点リードという展開のまま8回表の阪神攻撃も終了。村上はその裏のマウンドには上がらず、降板となった。

 結局、2番手右腕・石井がこの回の先頭打者である巨人主砲・岡本和に左中間スタンドへ1号ソロを叩き込まれて1―1の同点。村上は完全試合だけでなく勝利投手も逃す結果となった。なお、試合は延長戦の末に阪神が2―1で勝利を収めている。

 近鉄・野茂英雄以来、セ・リーグでは史上初となる新人王&MVPのダブル受賞となった虎の村神様。この一戦について「完全試合、投げ切りたかった」と番組の事前アンケートに書き込み、改めてスタジオで心境を聞かれると「(シーズン)初先発…。巨人戦なんですけど…」と苦笑いまじりに切り出した。

 巨人戦の話ということで、すぐそばに座っていた巨人・丸佳浩外野手(34)にもここで話が振られたが、丸は「僕、出てたと思うんですけどね…。忘れちゃったな。出てたオレ?」となぜかピンと来ていない様子。これにも苦笑いの村上だったが「あっ、一応出てます…」と指摘すると、丸も「あっ、出てた」と一応納得?した。

 そして、改めてこの試合に触れた村上。「監督からは直接はなかったんですけど、コーチから“お疲れ”って言われて。“あぁ、やっぱりかぁ…”みたいな感じで」と投手交代を告げられた瞬間を振り返った。

 そのまま続投して完全試合を達成する自信があったのかどうかを聞かれると「自信は…そこまでは…ですけど。一人ランナー出るまでいいや~ん!と思いながら」と笑顔でぶっちゃけ。

 試合後に岡田彰布監督(66)から何か言葉をかけられたのか?という問いには「“お前、あんなピッチングすんなよ”みたいな感じに言われました」とここでも苦笑い。進行役を務めていた阪神ファンのお笑いタレント、陣内智則(49)が「代えにくいやんけ!みたいな」とすかさずツッコミを入れると、村上はさらに苦笑いだった。

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