ロッテ大谷 能登半島地震で被災の故郷へ思い「プレーで石川県を盛り上げたい」

2024年01月07日 16:55

野球

ロッテ大谷 能登半島地震で被災の故郷へ思い「プレーで石川県を盛り上げたい」
<ロッテ入寮>中学時代のチームメイトから送られたトロフィーを手にする大谷 Photo By スポニチ
 ロッテのドラフト2位の大谷輝龍投手(23=日本海・富山)ら新人10選手(育成含む)が7日、さいたま市の千葉ロッテマリーンズ寮に入寮した。最速159キロ右腕は小学時代の同級生から贈られたネクタイを身につけ、中学時代の仲間から贈られた「目指せ 新人王!170キロ」と記された記念ボールを持参。「うずうずしながら待っていたので、やっと千葉ロッテマリーンズの一員になれたんだなと実感しました」と笑顔を見せた。
 元日に地元の石川県小松市で能登半島地震に見舞われた。自身や家族は無事だったが、能登に住む友人らから「家が壊れた」とか「もう住めなくなった」という話を聞いたという。「僕ができることと言ったら、結果出して石川県を勇気づけるような選手になっていくことかなと思う。プレーで石川県を盛り上げたい」と故郷への思いを語った。

 育成ドラフト1位の武内涼太投手(18=星陵)は帰省していた大分の実家で地震を知った。野球部のメンバーらの無事は確認できたそうだが、テレビで見た光景を現実として受け止めることは難しかったという。まずは支配下登録されることが目標で、「少しでも石川の人たちに勇気を与えられるような選手になれたら」と表情を引き締めた。

おすすめテーマ

2024年01月07日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム