大谷翔平に続き…通算159発のテオスカー・ヘルナンデスも「後払い方式」採用 34億円のうち12億円

2024年01月08日 13:07

野球

 ドジャースがマリナーズをFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)と1年2350万ドル(約34億円)で契約を結んだと7日(日本時間8日)、複数の米メディアが報じた。
 スポーツ専門局ESPNの看板記者ジェフ・パッサン氏は今回の契約について、大谷翔平投手(29)同様、「後払い方式」が採用されたと伝えた。

 パッサン氏は「テオスカー・ヘルナンデスとドジャースとの契約2350万ドルのうち、850万ドル(約12億円)は支払いが延期され、2030年から2039年まで支払われる予定であると関係者がESPNに語った」と自身のX(旧ツイッター)に記した。

 後払いは球団にとって年俸総額の一部の支払いを退団後に回すことで、毎年のぜいたく税(球団総年俸が規定額を超えた場合に科される課金制度)の負担を減らせるメリットがある。

 大谷もスポーツ界史上最高の10年総額7億ドル(決定時約1015億円)の大型契約を結んだが、97%の6億8000万ドル(同約986億円)を後払いにする異例の契約となり、話題を呼んだ。

 ド軍は今オフ、大谷にはじまり、タイラー・グラスノーを5年総額1億3500万ドル(約193億円)、山本由伸を12年3億2500万ドル(約462億円)で獲得するなど、大型補強に着手。ぜいたく税対策として、メジャー通算159発のヘルナンデスもこの方式を採用した。

おすすめテーマ

2024年01月08日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム