巨人・岡本100打点+40発=V奪還「チームを引っ張っていきたい」吉兆辰年!初夢は竜絡み

2024年01月08日 05:30

野球

巨人・岡本100打点+40発=V奪還「チームを引っ張っていきたい」吉兆辰年!初夢は竜絡み
スタッフらと新年のあいさつをかわす岡本和(中央奥)(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 100+40=Vだ。巨人・岡本和真内野手(27)が7日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開。4年ぶりの優勝へ100打点超えでの2年ぶりの打点王と、40本塁打をノルマに掲げた。
 「阿部さん(新監督)にも“打点を”と言われている。100というのをラインにして。そこを目指して、それ以上にいけるように」

 4番としてこだわる勝利に直結する打点。20、21年と2年連続で本塁打&打点の2冠を獲得も、22年は82打点でリーグ5位、昨年はDeNA・牧の103打点に次ぐ93で2位だった。打率も含めた3冠王には「トータルでいい数字はもちろん出したい」としたが「ちょこちょこ僕がやっても魅力がない。求められているのは打点とホームラン」と誓った。

 昨年は自身初の40発超えの41本塁打で3度目の本塁打王。今季30本塁打以上なら7年連続となり、球団OBの松井秀喜、野村克也と並ぶプロ野球5位になる。それでも「もうちょっと打てたというのが正直ある。それを今年ぶつけたい」と40発超えに照準を定めた。

 主将2年目の今季は辰年。初夢は「中日にトレードされていた。(中田)翔さんが歓迎してくれていた」と竜に絡んだ“吉兆”だった。指揮官から一塁か左翼かを提案され一塁で勝負する今季。21、22年と三塁でゴールデングラブ賞を獲得したが、今季は一塁で中日・中田がライバルになる可能性もある。

 年末年始も休みなくバットを振り「本当に一日悔いなく、ムダにせずやろうと思っている」と見据える。2年連続4位からの雪辱へ。「僕が打ってチームを引っ張っていきたい」と宣言した。(小野寺 大)

 ≪7年連続30本塁打以上で松井に並ぶ球団2位タイ≫岡本和(巨)は昨季41本塁打で連続30本塁打以上を6年に伸ばした。7年連続となれば巨人では王貞治の19年連続(62~80年)に次ぎ松井秀喜(96~02年)に並ぶ球団2位タイとなる。また、巨人で2年以上連続40本塁打以上は王が8年連続など3度、松井が99、00年に1度記録。岡本和が達成すれば右打者では初めてとなる。

 ≪今季タイトル獲得の後輩にご褒美プレゼント!?≫岡本和が、今季のタイトル獲得選手へのご褒美を予告した。22年に37セーブで新人王を獲得した大勢には、お祝いでスーツをプレゼントするなど「僕、結構あげてます。もらったらうれしいかなと」と笑った。「戸郷にも大勢にもタイトル獲ったらというのは言っている。モチベーションになってくれたら。楽しみにしてます」と話した。

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