オリ・ドラ2河内 青濤館入寮で誓った「由伸部屋」への早期“昇格” 近い将来「自分もそこに入りたい」

2024年01月08日 05:45

野球

オリ・ドラ2河内 青濤館入寮で誓った「由伸部屋」への早期“昇格” 近い将来「自分もそこに入りたい」
おさるのジョージとクッションを持ち込んだオリックスのドラ2河内 Photo By スポニチ
 オリックスの新人6選手(高校生のみ)が、大阪・舞洲にある選手寮「青濤(せいとう)館」に入寮した。ドラフト2位・河内康介投手(18=聖カタリナ学園)は目標とする山本由伸(ドジャース)が19年オフまで生活していた416号のVIP部屋への早期“昇格”を誓った。
 「たまたま(僕の)誕生日が4月16日なんで、何か縁があるなと。(近い将来)自分もそこ(416号室)に入りたい」

 選手寮は全42部屋のうち37部屋は約11畳の広さだが、残りの5部屋は約16畳の1軍待遇の部屋だ。かつては吉田(現レッドソックス)や山本が入室し、宮城と紅林が22年オフに退寮してからは5部屋とも空室となっていたが、今年からは昨季新人王に輝いた山下が新たに“引っ越し”。昨年の寮見学で“1軍部屋”の存在を知らされた河内は「(1軍)部屋は凄く広かったので、1軍だな…と。1軍で活躍できるように頑張りたい」と決意を新たに。山本が3年連続で受賞した沢村賞を目指す最速150キロ右腕は「今からがスタート」と腕ぶした。 (阪井 日向)

 ▽青濤館(せいとうかん)大阪市此花区の舞洲サブ球場の左翼場外にあるオリックス球団の選手寮で、現在の建物は2代目。初代青濤館はブルーウェーブ時代の91年、神戸市須磨区の神戸総合運動公園サブ球場近くに建てられた。92年入団のイチローも同寮で生活。使用した406号室は退寮後も「鈴木一朗」のプレートを掲げたままで空き部屋だった。施設の老朽化で17年に現在の2代目青濤館に移転。4階建ての3、4階が選手の個室で、4階の5室が他より1・5倍広い「1軍部屋」となっている。

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