カブス入団会見の今永昇太「自分はまだ未完成」 入団の決め手は編成本部長の「自分のポテンシャル信じて」

2024年01月13日 05:39

野球

カブス入団会見の今永昇太「自分はまだ未完成」 入団の決め手は編成本部長の「自分のポテンシャル信じて」
会見の冒頭、ジェド・ホイヤー編成本部長(右と握手を交わす今永(撮影・笹田 幸嗣通信員) Photo By スポニチ
 DeNAからポスティングシステムでカブスに移籍した今永昇太投手(30)が12日(日本時間13日)、シカゴ市内のホテルで入団会見を行った。最大5年総額8000万ドル(約116億円)で、日本選手渡米時の歴代5位となる大型契約。新たな戦いの場にカブスを選んだ決め手について言及した。
 今永は緊張気味の表情で会見場へ。用意された背番号18のユニホームに袖を通し、ジェド・ホイヤー編成本部長と固い握手を交わすと笑顔がこぼれた。最大10球団が参加した争奪戦。レッドソックス、エンゼルス、ジャイアンツを含めた最終候補5球団から、今永はナ・リーグ中地区の名門を選択した。決め手はジェド・ホイヤー編成本部長の存在だった。「まずは自分のポテンシャル信じて、思い切って投げて欲しい」。言葉を聞いて心が動いた。「面談した時に力強い言葉を頂いて、自分自身の可能性が無限大に広がるチーム求めていたし、成長につながると思ってカブスに決めました」と振り返る。

 「自分自身は未完成と思っている。投手コーチの話を聞いたり、チームメートの投球を見たりして自分自身がカブスと一緒に成長して、完成に近づいていければ」と力強く抱負を口にした。

 昨季16勝で球宴に初出場した左腕スティールと左の二枚看板を担う今永。チームの4年ぶりプレーオフ進出、さらに8年ぶりのワールドチャンピオン目指し、フル回転する。

おすすめテーマ

2024年01月13日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム