阪神・大山 門別の"挑戦状"受け「競争でいいチームに」春季C紅白戦で後輩に貫禄見せつける

2024年01月13日 05:15

野球

阪神・大山 門別の
サンテレビ「熱血!タイガース党」に出演した阪神・大山(右から2人目)(球団提供) Photo By 提供写真
 阪神・大山が期待のホープからの“挑戦状”を歓迎した。高卒2年目左腕の門別から春季キャンプ中の2月11、12日に予定される紅白戦で「大山さん、(佐藤)輝さんをしっかり空振りで抑えたい」と“宣戦布告”されたことを「凄くいいこと」と笑顔で受け止め、チーム力向上に直結する世代の垣根を越えた競争激化を思い描いた。
 「下からの突き上げというか、そういう気持ちがチーム内でどんどん強くなっていくことで、昨年よかったチームの雰囲気がもう1ランク、2ランク、それ以上…となる」

 ほぼ固定メンバーで戦い抜き、日本一まで上り詰めた昨季はもう過去の話だ。現状維持は退化。リーグ&日本一の連覇に最も不可欠な要素であろう新戦力の台頭を、大山自身が誰よりも望んだ。「競争というところで、もっといいチームになる。どんどんそういう雰囲気が出てきた方がいい」。当然、19歳にやすやすと抑えられるつもりはない。若虎の大胆発言に対する回答はきっちりとバットで出すつもりだ。
 
「僕らもそういった(競争の)気持ちを忘れちゃいけない。いいチームになれるようにもっとやっていく」

 38年ぶりの頂点をつかんでも油断は一切なく、甲子園のクラブハウスで終日体をいじめ抜いた。「2・1」のキャンプインを全開で迎え、後輩たちに貫禄を見せつけるため、最高の仕上がりを目指していた。(八木 勇磨)

 ≪TV出演で新人時代を回顧≫大山は12日夜にサンテレビ「熱血!タイガース党」に生出演した。近本、村上、ドラフト1位・下村らの自主トレの映像を見て「明確な目標がみんなある。いいプレッシャーを持ちながらやる」と仲間とともに連覇へ向かう決意を明かした。9日に始まった新人合同自主トレの様子には「アピールしようという気が出過ぎていた」と自らの新人時代を回想。はやる気持ちを抑えることが大切だと説いた。

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