【センバツ】報徳学園 被災地に配慮して胴上げ自粛 95年に阪神大震災、大角健二監督も大災害経験

2024年01月26日 16:07

野球

【センバツ】報徳学園 被災地に配慮して胴上げ自粛 95年に阪神大震災、大角健二監督も大災害経験
<センバツ発表>中継を見つめる報徳学園ナイン(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 2年連続23度目の出場となった報徳学園(兵庫)は能登半島地震の被災地に配慮して胴上げなどの喜びの表現は自粛した。
 同校も1995年1月17日に発生した阪神大震災で被災。地当時、中学2年だった大角健二監督(43)も兵庫県内で大地震を経験した。「復興・勇気・希望」をスローガンに同年3月25日に開幕した第67回選抜大会にも出場。この日、吉報が届いた瞬間も選手から歓喜の声や拍手などは一切起こらなかった。

 昨春の選抜大会では春夏通算4度目の決勝に進出するも山梨学院(山梨)に敗れて惜しくも準優勝。「逆転の報徳」の伝統は受け継がれており、今春も粘り強さに期待がかかる。同校にとっては春夏通算4度目の全国制覇を掲げる強豪校が昨春の雪辱に挑む。

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