【センバツ】北信越は神宮大会枠で日本航空石川を選出 V候補の星稜は2年ぶり、敦賀気比は4年連続

2024年01月26日 15:54

野球

【センバツ】北信越は神宮大会枠で日本航空石川を選出 V候補の星稜は2年ぶり、敦賀気比は4年連続
阪神甲子園球場 Photo By スポニチ
 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会が26日、大阪市内で開かれ、晴れの32校が決まった。
 今大会から出場枠が04年以来20年ぶりに変更。全体枠は32のまま、東北、東海を1枠増の3校とし、21世紀枠を1枠減の2校とした。また、中国、四国で2校ずつを選んだ上で中四国に割り振られていた1枠をなくした。

 一般選考の発表が始まり、北信越2枠は星稜(石川)が2年ぶり16度目、(福井)が4年連続11度目の選出。そして神宮大会枠で日本航空石川(石川)が4年ぶり3度目の出場を決めた。

 一度は夢をあきらめた。昨秋の北信越大会は4強で、同地区の一般選考枠は「2」。しかし、星稜(石川)が明治神宮大会を優勝したことで1枠が増えた。能登半島地震で学校が甚大な被害を受けた日本航空石川ナインは、集団で避難生活を送る山梨県内の系列校のキャンパスで4年ぶり3度目の選抜出場の知らせを受けた。宝田一慧主将(2年)は前日25日に「選ばれたら被災地の方に勇気と感動を与えたい」と誓っていた。

 今大会から低反発の新基準金属バットが導入となり本塁打数の減少が予想される。投手の攻め方、打撃スタイル、守備位置など各校の「新基準対策」に注目が集まる。

 ▼日本航空石川・中村隆監督 今日はたくさんの仲間がここに来てくれて、この空間を味わえてうれしいです。(涙を流して)元日からこんなことになるとは思っていなかったんですけど、みんなの思いを乗せて頑張ってきたいと思います。今日は本当にありがとうございます。

 ▼宝田一慧主将(2年) 自分たちが高校野球を初めて、目標だった甲子園の舞台で戦えることに感謝の思いを持って、この喜びを味わって全員で一つになって頑張っていこうと思います。本日はありがとうございました。

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