選抜出場校発表へ選考始まる 21世紀枠プレゼンからスタート 富山北部は「復興の力」力説

2024年01月26日 10:55

野球

選抜出場校発表へ選考始まる 21世紀枠プレゼンからスタート 富山北部は「復興の力」力説
阪神甲子園球場 Photo By スポニチ
 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が26日、大阪市の毎日新聞大阪本社で始まった。
 午前8時30分からは、21世紀枠候補校推薦理由説明会が行われた。9地区理事や都道府県理事長が21世紀枠候補校の推薦理由を説明。プレゼンテーション後には、日本高野連の宝馨会長ら21世紀枠特別選考委員からの質問に答えた。

 仙台一を紹介した宮城県高野連の松本嘉次理事長は「“一高すごいな”と客席から聞かれる第一声。なぜ、そのような言葉が聞かれるかと申せば、県内一番の入学難関校が残す野球で結果を残すことに驚きの声があがるからであります」と熱弁。

 富山北部を紹介した富山県高野連の高橋英司理事長は、「大きく報道はされていませんが、富山県でも(能登半島地震で)甚大な被害がありました。富山北部高校にも被害があり、津波に備えて避難する子もいました。今何をすべきかを考え、行動に移し、募金行動をしました。自主性を磨いたことが野球以外でも発揮された場面となりました」と選抜出場が復興の力になると力説した。

 同日に出場32校が決まる。

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