ソフトB有原「チームを代表して1試合目を任されるので、普通の試合とは違う」 開幕投手に意欲

2024年01月26日 06:00

野球

ソフトB有原「チームを代表して1試合目を任されるので、普通の試合とは違う」 開幕投手に意欲
キャッチボールするソフトバンク・有原(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンクの有原航平投手(31)が移籍後初の開幕投手に意欲を示した。25日に福岡県筑後市のファーム施設で自主トレを公開。キャッチボールやランニングで調整した背番号17は、自身3度目の開幕投手への思いを聞かれ「いい状態でいることが大事。もちろん投げたい」と力強い言葉を並べた。
 開幕投手は日本ハム時代の17年と20年に経験があるが、ともに黒星。「チームを代表して1試合目を任されるので、普通の試合とは違う」と重みは分かっている。「次はそういう舞台が来ればしっかり勝ちたい」と三度目の正直を誓う。小久保監督は和田と有原が開幕ローテ入りを明言している。開幕投手の座をつかむポイントに有原は「オープン戦から結果を出していかないと」とイメージした。昨年は6月に1軍昇格すると、チームで唯一、10勝を挙げる活躍だった。オフの自主トレでは1年間を投げきるため「体全体の強化が必要」と昨年11月からウエートトレーニングにも力を入れてきたという。

 オフには刺激を受けるニュースもあった。日本ハム時代のチームメートである上沢がレイズとマイナー契約を結んだ。自身も21、22年とレンジャーズでプレーした有原は「向上心を持った野球に対して熱い素晴らしい選手。負けずに頑張りたい気持ち」とパワーに変える。

 この日の午前中、スローガン発表を終えた小久保監督は有原について「ローテーションの軸なんでね。ど真ん中で回ってくれたら」と改めて期待を寄せた。今季の目標には「1年間投げきること、優勝。その2つです」とシンプルに誓った頼もしい右腕が、チームを引っ張っていく。

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