独立リーグのBC神奈川 昨年3月のWBCにチェコ代表で出場したプロコップと契約 20歳の内野手

2024年01月29日 17:54

野球

独立リーグのBC神奈川 昨年3月のWBCにチェコ代表で出場したプロコップと契約 20歳の内野手
BC・神奈川に入団したチェコ出身のプロコップ(球団の公式SNSより)
 独立リーグのルートインBCリーグ・神奈川は29日、昨年3月の第5回WBCにチェコ代表として出場したミラン・プロコップ内野手(20)と契約を結ぶと発表した。背番号は「56」。
 既に地元チェコのメディアが入団を報じていた。プロコップは球団を通じて「今シーズンを日本で過ごせることを光栄に思います。私の野球人生の中で素晴らしい経験と、次のステップに挑戦する機会になると信じています。また、東京でのWBCの経験にも感謝し、日本や日本の文化に興味を持っていたので、オファーをいただいた際、迷いはありませんでした」とコメントした。

 プロコップは当時19歳でWBCに出場。3月11日の日本代表戦では9回1死で代打で登場し、宮城の前に三振に倒れた。

 チェコは同10日の中国戦に8―5で勝利。歴史的白星を挙げた。日本戦は2―10、韓国戦は3―7、オーストラリア戦は3―8で敗れたが、チームはほとんどの選手が野球以外の職に就いており、その奮闘ぶりを日本のファンも称えた。

 選手とも交流が生まれた。チェコ戦に先発した佐々木朗希は、死球を与えたお詫びに宿舎ホテルを訪れロッテのお菓子をプレゼント。大谷翔平は米移動の際にチェコ代表の帽子をかぶり、チェコ野球協会も「何て光栄なことだ!」と喜んだ。

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