仙台育英の田中優飛投手が立大入寮 恩師・須江監督の言葉を胸にプロ目指す

2024年02月08日 13:59

野球

仙台育英の田中優飛投手が立大入寮 恩師・須江監督の言葉を胸にプロ目指す
立大のアスリート選抜に合格した前列・小林(左)、山田、後列左から田中、進藤、村本、(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 立大のアスリート選抜入試に合格した新1年生が8日、取材に応じた。仙台育英(宮城)の最速145キロ左腕・田中優飛投手(3年)は「4年後は野球を職業にできるような選手になりたい。一番はプロです」と力強く宣言した。
 挫折から這い上がり、再びプロを目指すことを決心した高校3年間だった。「中学から入ってきた時は絶対に高卒でプロになってやると思っていた。だが、あの3人を見たら自分じゃ全然ダメだなと思った」。田中が挙げた3人こそ、150キロトリオとして注目された高橋煌稀、湯田統真、仁田陽翔の3投手。一番身近で3人の凄さを体感してきたからこそ「自分はスピードはそんなに出ない。その分、切れや変化球で勝負できるような投手になりたい」と理想の投手像を掲げる。

 同じ東京六大学には高橋が早大、湯田が明大に進み「これからはライバル。対抗心を持ってやりたいです」と負けるつもりはない。

 恩師・須江航監督が残した「人生は敗者復活戦」という言葉を常に心に持ち続けて野球に取り組んできた田中。高校時代に味わった悔しさは、大学野球最高峰の舞台で晴らしてみせる。

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