【阪神・岡田監督語録】打順立候補制の紅白戦「朝食に早く来た者順で決めようかなと」

2024年02月08日 21:15

野球

【阪神・岡田監督語録】打順立候補制の紅白戦「朝食に早く来た者順で決めようかなと」
練習を見つめる阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督は8日、沖縄・宜野座キャンプ第2クール最終日を終え、今クールの3日間の練習を総括した。
 ―鳥谷臨時コーチの練習をどう見た?
 「守備の方でね、だいぶ、やってるみたいですけどね」

 ―去年来て、いい結果も出た。流れを大切にしたのか。
 「守備は基本の繰り返しだと思うんでね。選手も、去年の守備の重要性を当然、わかったと思うし。ワンランク上のいい守備を目指してほしいと思いますけどね」

 ―守備は積み重ねが大事。
 「そうですね。(鳥谷臨時コーチは)2軍の方にも1日、行ったので。今年は高校生の若い内野手も2人(山田と百崎)入ったので。すごく緊張してたみたいだけど(笑い)。後ろからアドバイスを受けるだけでも、だいぶ違うんじゃないですかね」

 ―打撃投手では椎葉が投げた。印象は?
 「新人で自分からアピールじゃないんだけど、独立リーグ時代からのスタイルで、バッターに投げて感覚をつかんでいくというか。自分から志願して投げたんですけど、後ろから見てたけど、力みもなく、本当にいいフォームで投げ込んでたんじゃないですかね。ちょっと、いい当たりをされたら、最後にちょっと力入れてましたね。これはピッチャーの習性ですよね」

 ―第1、2クールは基本練習に時間を割いた。
 「実戦が入るまでは、ある程度は練習で追い込まないと。すぐ紅白戦とか、すぐ実戦いうのもね、僕は選手のときはうれしかったですね。紅白戦をやると、楽だもんね。はっきり言うて。毎日練習のほうがつらいよね。若手にとっては非常に大事な紅白戦になると思うんだけど。そういう意味で、若い選手はここまで順調にやってきていると思いますね」

 ―紅白戦で、打順を立候補制にしようかという発言があった。
 「だいぶ、煮詰まってきたんですけどね。あとは、どういう申告制にしようか、と。だから、今のところは、次のクールの初日(10日)の朝食で、早いもんから打順決めることにしようかなと。まあ、ちょっと、いろいろと考えていますね」

 ―選手の気持ちを知るいい機会になる。
 「選手がどう思っているかをなんとなく見られそうな気がするし。相手ピッチャーは(紙に)載せるようにしているんでね、どのピッチャーと当たりたいというのは、選手の申告で分かるので、そのへんの心理も知りたいですね」

 ―バッターはフレッシュな選手が多く出る。どんなプレーを期待するか。
 「選手は実戦で久しぶりに生きた球だと思うけど、それが最終的な結果じゃないんでね。当然、若い選手は1本のヒットで自信になると思うけど、結果が悪くても気にしないでね。今の自分の力を見せてくれたらいいと思いますよ。その2試合の結果は、それほど気にしてないですよ」

 ―次のクールで入れ替えを考えているか。
 「いや、次のクールが終わってからですね。紅白2試合(の後)で。2軍も試合があるんでね、両方で試合があるときがあるので、次のクール、その次か、次のクールからゲームが多くなるので。それは何人か入れ替えますよ。2軍でもどんどん投げさせたい選手もいてるんで。1、2軍が入れ替わるかもわからないけど。それは、多く実戦で投げるための入れ替えなので、まだこの時期で気にしなくていいと思います」

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