巨人・松井臨時コーチ宮崎上陸「優勝へ背中を押せたら」6年ぶり指導「今までにない視点を提供できたら」

2024年02月10日 05:30

野球

巨人・松井臨時コーチ宮崎上陸「優勝へ背中を押せたら」6年ぶり指導「今までにない視点を提供できたら」
宮崎入りした松井氏 Photo By スポニチ
 巨人の春季キャンプで18年以来6年ぶり4度目となる臨時コーチを務める松井秀喜氏が宮崎入り。予定されているきょう10日から5日間の指導に向けて「ジャイアンツの目標は、優勝以外ない。その目標に向かう中で何か背中を押せたら」と意気込みを語った。
 日米通算507本塁打を放ったレジェンドOBが、打撃理論を惜しみなく伝える。松井氏は気になる選手を「全員」とし「阿部監督と話して、何をどういうふうに伝えるかっていうのは、これから考えたい。今までにない視点みたいなものを提供できたら」と指導方針を明言。背番号55の後継者で、高卒3年目の昨季に121試合の出場で打率・273、10本塁打、41打点と躍進した秋広については「外野手は競争が激しい。まずはレギュラーを獲らないと試合に出られない。またゼロからスタート」と強調した。

 「変わっていないなと思います。球場での時間を一番思い出す」とかつて汗を流した宮崎キャンプを懐かしんだ松井氏は、過去にも行った打撃投手や打撃の実演については「今年(6月で)50歳ですよ。トスだったらできる」と冗談めかした。(小野寺 大)

 ≪故郷石川の復興願う≫松井氏は故郷の石川県が能登半島地震で甚大な被害を受けたことについて「心が痛みます。小さい時から見ていた景色は記憶に残っている。そういうのが変わってしまったのは私自身もショックを受けている」と沈痛な表情。すでに出身地の能美市を通じ義援金1000万円を寄付しており「これから街も人も立ち上がって復興していく。皆さんの前を向いていく姿を県民の一人として応援していきたい」と願った。

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