阪神・岡田監督流「マッチングアプリ」本格起動!? 捕手2人と先発投手との相性を実戦テストの方針明かす

2024年02月10日 05:15

野球

阪神・岡田監督流「マッチングアプリ」本格起動!? 捕手2人と先発投手との相性を実戦テストの方針明かす
練習を見つめる阪神・岡田監督(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 阪神・岡田彰布監督(66)がバッテリーをシャッフルする考えを明かした。3月29日の巨人戦(東京ドーム)で開幕する今季は梅野と坂本の併用で戦うことを既に明言。捕手2人と先発投手との相性を練習試合やオープン戦でテストし、ベストカップルを導き出す考えだ。
 「村上と大竹は梅野にかぶらせるよ。そんなん、当たり前やんか。(故障者が)去年の逆になるかも分からへんやん。何が起きるか分からへんねんから、準備するのは当たり前のことやろ?」

 昨年は8月に梅野が死球で骨折するまで、ペアリングの大枠が決まっていた。村上と大竹は坂本の一択。伊藤将、青柳、才木、西勇、西純の先発時は梅野が先発マスクを務めることが多かった。18年ぶりのリーグ制覇をもたらした成功モデルでも、知将は全くこだわっていなかった。

 「今年一番見たいのは、村上、大竹の時に梅野がどんなリードをするのかなと。公式戦では一回も投げてないからな。はっきり言うて。オープン戦では一回、組ませなアカンと思っているよ」

 監督復帰1年目の昨季は選手の特徴を把握し切れていなかったため、捕手起用にルールを設けていたことを明かした。

 「コントロールがいい投手を坂本、球威があって大胆にいく投手は梅野がええなと。それは俺の勝手な判断やからな。決まり事を作っておかんと迷ってしまうやんか。捕手は、バッティングの調子がエエから使うじゃアカンからな。とにかく守りやから」

 今季はベンチ入りを梅野と坂本の2人にとどめ、空いた1枠を野口、前川、井上らが激しい争いを繰り広げる外野手に回す構想も明かした。はたして、勝利をもたらす新しいカップルは誕生するのか――。世間の恋人探しよろしく、「岡田版マッチングアプリ」が本格的に起動する。(倉世古 洋平)

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