巨人・松井臨時コーチ レッドカーペット“用意指令”は「冗談」も阿部監督なら「やるんじゃないかな、と」

2024年02月10日 16:38

野球

巨人・松井臨時コーチ レッドカーペット“用意指令”は「冗談」も阿部監督なら「やるんじゃないかな、と」
<巨人宮崎キャンプ>阿部監督と笑顔を見せる松井臨時コーチ(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 巨人で臨時コーチを務めるOBの松井秀喜氏(49)が10日、宮崎キャンプに合流し、さっそく選手たちを指導。トークイベントも行い、故郷・石川の能登半島地震の被災地支援として「応援しよう!能登 Ghandsチャリティー活動」の一環で募金活動も行うなど、初日から精力的に動き回った。
 「いつ来てもいいですね。いい思い出しかないです」と語った6年ぶりとなる宮崎のグラウンド。合流初日を振り返り「ほとんどの選手を見ることできましたし、自分の中で、各選手のイメージできた。有意義な一日でした」と一息。レッドカーペットを用意することが臨時コーチを引き受ける条件だったというグラウンド入場時については「冗談で言ったんですけどね。まさか実現するとは。彼(阿部監督)だったらやるんじゃないかな、と思っていた」と楽しそうに笑った。

 また、阿部“監督”の印象を聞かれると「指導歴も何年もありますので、まったく違和感はなかったですね。監督っていう感じでしたよ」と久しぶりにグラウンドで再会した後輩の姿に目を細めた。

 日米通算507本塁打を放ったレジェンドOBは合流前に、気になる選手を「全員」とし「阿部監督と話して、何をどういうふうに伝えるかっていうのは、これから考えたい。今までにない視点みたいなものを提供できたら」と指導方針を明言していた。

 「ジャイアンツの目標は、優勝以外ない。その目標に向かう中で何か背中を押せたら」。かわいい後輩でもある阿部新監督のため、そして巨人の奪還のため、14日までフル回転するつもりだ。

 <レッドカーペットを歩き入場>この日に合流した松井臨時コーチは、球場内に用意されたレッドカーペットの感触を楽しむようにゆっくりと歩きながらグラウンドに入場。阿部監督やナイン、多くのファンが笑顔で見守る中、「OBの松井です。偉大なOBを迎えるにはちょっとレッドカーペットが短いかな(笑い)。ジャイアンツ、アメリカでの私の経験、そして、いろいろな凄い選手を近くで見てきた。そういうことも伝えて、皆さんがいいシーズンを送れるよう、背中を押せるようにしたいと思います。よろしくお願いします」とユーモアを交えあいさつした。

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