ドジャース・ロバーツ監督 大谷は謙虚、親切も「彼の中にライオンがいる」日本メディアにオススメ選手は…

2024年02月10日 10:17

野球

ドジャース・ロバーツ監督 大谷は謙虚、親切も「彼の中にライオンがいる」日本メディアにオススメ選手は…
ロバーツ監督 Photo By スポニチ
 ドジャースは9日(日本時間10日)、リハビリ組とバッテリー組のキャンプ初日を迎え、ロバーツ監督がメディア対応。新加入した・大谷翔平投手(29)に言及した。指揮官には大谷に関する質問が集中。様々な問いに辛抱強く答えていった。ロバーツ監督の主な一問一答は以下の通り。
 ――大谷の適応について。
 「翔平は今オフ、ドジャースタジアムで多くの時間を費やしている。球場、運転、自宅周辺などに慣れているところだ。また、(キャンプ地の球団施設にも)早く来て、時間を過ごしている。彼を見ていると、すべてのことに意図を持ってやっているのがわかる。それはすごいことだが、驚きではない。今では多くのチームメートたちが彼がどのように動いているのかなどを観察し、学ぼうとしている。時間はかかるし、会話も必要だ。ただ、今でも彼がドジャースのユニホームを着ている姿を見て、(本当のことだと確認するために)自分(の頬)をつねらないといけない」

 ――総額7億ドルという契約のことばかりが騒がれず、チームに溶け込むことは重要か。
 「彼がどれだけ凄い選手であるか、そして契約のことなども無視はできないが、結局のところ彼はただ単に勝ちたいだけだと思う。ドジャースの一員として勝ちたいんだ。だからこそドジャースを選んだ。組織のみんなの気持ちを代弁すると、我々はこれ以上ないほどエキサイトしている。彼は溶け込もうとしていて、私たちもそれを望んでいる。言葉でいうほど簡単ではないのかもしれないが、それが目標だ」

 ――大谷とどのくらい話したか。
 「少し話をした。そんなに長くしたわけではない。彼は自分を厳しく統制している。毎分が大事なんだ。ただのんびりして、話しているわけではない。彼にはスケジュールがあり、それをこなしている。私もそれをリスペクトしている。ただ、長く話す時がこれから先に来るだろう」

 ――大谷の英語力は会話するに十分か。
 「上手だ。上手だよ。彼が私にそう言ってほしくはないだろうが、私はそう思う。さっきも言った通り、まだ長い話はしていないが。私はイチローといい友人同士となったが、イチは英語を話せる。(大谷の)英語力がどれだけかまだわからないが、イッペイ(水原一平通訳)が周りにいる方が、まだ彼は落ち着くんだと思う」

 ――大谷はあなたにお辞儀をするのか。
 「今朝、私たちはおはようと言い、彼は帽子を取ったから私もそうした。お互いの間にはリスペクトが存在するんだ」

 ――大谷がどんな人間かを感じられるか。
 「私の長所の1つはそれぞれがどんな人間かを感じられることだ。(大谷には)素晴らしく謙虚なところと親切さがある。そして、彼の中にはライオンがいる。私にとっては完璧なコンビネーションだ」

 ――大谷がメディアにあまり喋らないことで、他の選手が対応することになる。そのことについて他選手と話すつもりか。
 「私はバリー・ボンズと一緒にプレーした。(大谷、ボンズという)2人を比較するつもりはないが、ホームラン記録の最中、私はそれを望まない選手もいる中で多くの質問に答えた。だから(一部の選手と)話はするだろう。私たちは翔平が特別な選手だと気づいている。山本も加わり、ヨシ(山本)も関心をもたれている。結論を言えば、(大谷は)私たちをより良いチームにしてくれる。だから(何人かの選手と)話しておかなければならない」

 ――(大谷のメディア対応がない時に)日本メディアが話に行くべき選手は。
 「ジェイソン・ヘイワードのところに行って質問しよう。それが私の希望だ。私はジェイソンが大好きだ。日本メディアはジェイソン・ヘイワードのところにいってくれ(笑)」

 ――ファンフェスタの際、フリーマン、ベッツ、大谷と打順について話すと言っていたが、その後、ファンに尋ねていた。
 「まだはっきり決まっていないが、ファンの気持ちを聞きたかった(笑)。それは私の判断にも影響する。ムーキー、フレディはまだ来ていないが、翔平はいる。彼らが来たら話し合うことになる」

 ――ファンはどんな打順を望んでいたのか。
 「ファンはムーキー、フレディ、翔平を希望した」

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