仲良し師弟コンビは継続 秋広「1軍にいれば…」に中田翔「あぁ、オレがね。なるほどね」 秋広慌てる

2024年02月10日 19:20

野球

仲良し師弟コンビは継続 秋広「1軍にいれば…」に中田翔「あぁ、オレがね。なるほどね」 秋広慌てる
自主トレを公開した巨人・秋広(左)と中日・中田は丸刈り姿を披露 Photo By スポニチ
 TBSのスポーツ・ドキュメンタリー「バース・デイ」(土曜後5・00)が10日に放送され、中日・中田翔内野手(34)と巨人・秋広優人内野手(21)の“師弟関係”が描かれた。
 13歳差の2人。シーズンオフは、秋広の直訴により自主トレーニングをともにし、今オフに中田が巨人から中日へ移籍したあともそれは続いている。

 中田が日本ハムから移籍した巨人でチームメートとなり、最初に秋広が“門下生”になった当時について中田は「“自主トレ一緒にやらしてください”だっけ。(最初は)僕は全く知らないし、おっきい子っていうぐらいの認識でしかなかったから。自然とその流れでやるようになった」と振り返るが、何から何まで教えてもらった大先輩について秋広は「多分、翔さんの自主トレに参加してなかったら1軍にずっといれなかったと思うんで、本当にイチからプロ野球のこと、中身だったりも教えてもらっているんで」と感謝する。

 「必死に練習している姿とか、1球1球質を高めてやっている姿を見てきたんで。本当にいろんなものを学びたいなと思ってお願いした感じです。日本ハム時代のホームランバッターというか、WBCとか世界大会ももちろん見てますし、カッコ良かったですね」。そう言って憧れを隠さない秋広。だが、19日間に及んだ今回の自主トレでは厳しいメニューの連続で、4月に35歳になる中田が難なくこなすものでも秋広がやり切れないものもあり、中田から「オレ余裕やからな、これ」などとダメ出しされる場面もあった。

 また、「アキに関しては器用さだったり、柔らかさだったりね。そういうものはもともと持っているもの。本当にパワー不足っていうのと。う~ん。これからなんじゃないっすかね」「身長にしては全てが細い」という中田の指摘も。

 これを受け、体を大きくするため自ら決めた厳しい食事トレーニングも行った秋広は「3食、全て食トレなんで」として午前7時半の朝食から照り焼きチキン、ソーセージ、目玉焼きといったおかずに加えて米は2合。夕食は秋広専用の炊飯器で炊かれた5・5合の米を一人で平らげ、「キツイけど体重を増やすため」と一日10合以上を食べ続けた。

 その結果、自主トレ前は身長2メートル2に対して103キロだった体重は途中で109キロ近くに。目標は112キロだということも明かされた。

 また、番組の最後には“師弟関係”について聞かれた中田が「別に僕そういうつもりないっス」とし、「アキがね、去年活躍できたからみんなクローズアップしがちだけど。一緒になってね、レベルアップしていければいいなと思いますし。なぁ?」と呼びかける場面も。

 そして、他球団所属となった今後も「こういう空間をともにやってるっていうのは僕からしたら特別なもの。他人事にはならないというか」と秋広の成長を見守っていくことを宣言した。

 それでも秋広が「ジャイアンツが名古屋に行った時とか、ドラゴンズが(東京)ドームに来た時とかは、まぁ1軍にいればの話ですけど、会話もできるかなと思うんで」と今後の付き合いについて真面目な口調で明かすと、中田が「あぁ、オレがね。オレが1軍にいればの話ね」とニヤリ。「逆です。こっちこっち。こっちこっちこっちこっち」と慌てる秋広を中田が「なるほどね」となおもいじり続けるなど、最後まで年の離れた兄弟のような仲の良さを見せつける2人だった。

おすすめテーマ

2024年02月10日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム