ソフトバンク・椎野新3軍打撃投手兼3軍スタッフ「(打撃投手は)めちゃくちゃ難しい」

2024年02月13日 06:00

野球

ソフトバンク・椎野新3軍打撃投手兼3軍スタッフ「(打撃投手は)めちゃくちゃ難しい」
ソフトバンク・椎野新3軍打撃投手兼3軍スタッフ(左)(撮影・成瀬 徹)
 試行錯誤の毎日を送っている。昨年限りでソフトバンクのユニホームを脱いだ椎野新3軍打撃投手兼3軍スタッフ(28)は「(打撃投手は)めちゃくちゃ難しいです。全部っすね。スピードにしろ。距離感にしろ」と苦笑いする。
 1メートル96の長身から投げ込む力強いボールを武器にブルペン陣を支えた。19年には自己最多の36試合に登板して5勝2敗6ホールド。20年には日本シリーズでも登板を果たしたが、昨年限りで構想外を伝えられ引退。

 これまでは投手として“打たせないこと”が仕事だったが、打撃投手は打たれなければいけない。このギャップを感じている。同僚からは「今はバッターは気にしなくていいから。とにかくストライク。とにかく自分の投げられる場所を見つけろ」とアドバイスされている。

 打撃投手だけでなく総合スタッフという肩書もついている。「試合前のスコアラーさんの手伝いとか、用具担当の手伝いをします」。これからは陰からチームを支えていく。

 ◇椎野 新(しいの・あらた)1995年(平7)10月10日生まれ、新潟県出身の28歳。村上桜ケ丘から国士舘大に進み17年ドラフト4位でソフトバンクに入団。現役通算78試合に登板し、6勝4敗、防御率3・87。右投げ右打ち。

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