西武・甲斐野 新球ツーシームで守護神狙う 23球中18球「投球の幅が広がる」

2024年02月13日 05:20

野球

西武・甲斐野 新球ツーシームで守護神狙う 23球中18球「投球の幅が広がる」
ブルペンで投げ込む西武・甲斐野(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 西武・甲斐野が新球のツーシームを完全習得して守護神を目指す。ソフトバンクにFA移籍した山川の人的補償で加入した160キロ右腕は宮崎・南郷キャンプでブルペン入り。投じた23球中、ツーシームを18球も投じて「ボールに強さが出て操れている」と語った。
 きっかけは昨秋、ソフトバンクの倉野投手コーチからの助言だ。マイナーリーグでコーチを務めるなど米国の野球を研究した同コーチから「直球が速いだけで終わってしまった選手はたくさん見てきた」と背中を押されて新球習得を決断した。

 昨年のNPB平均球速はロッテ・佐々木の159・1キロ、中日・マルティネスの155・7キロに次ぐ3位の155・3キロも直球の空振り率は佐々木の11・9%に比べ6・4%と低かった。「直球と変わらない球速で手元で少し動けば投球の幅が広がる」と見据えた。(福井 亮太)

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