ドジャース・ベッツ 大谷翔平に「この世界のみんなが彼に憧れている」 スーパースター同士のリスペクト

2024年02月13日 03:25

野球

ドジャース・ベッツ 大谷翔平に「この世界のみんなが彼に憧れている」 スーパースター同士のリスペクト
ドジャースのムーキー・ベッツ(AP) Photo By AP
 ドジャースのムーキー・ベッツ外野手(31)が12日(日本時間13日)、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で報道陣に対応。勝利への熱い思い、さらに今季からチームメートとなった大谷翔平投手(29)の印象を語った。
 メジャー屈指のスーパースターは練習前に取材に応じ、今季にかける熱い思いを口にした。「とにかくやるべきことをやらなきゃいけない。これまでも全盛期の選手がいるいいチームであり続けたけど、まだやり遂げられていない。とにかく結果を出さなければいけない」と引き締まった表情で話した。

 昨季の雪辱を晴らす。2023年はナ・リーグ西地区で100勝を記録して地区優勝したが、ディビジョンシリーズではワイルドカードのダイヤモンドバックスに3連敗。8度目のワールドチャンピオンを達成することはできなかった。チームとしてシーズンの好調を維持できず、敗れたからこそ「去年だっていいチームだった。私に限らず、やらなければ負けてしまうんだ」と語気を強めた。

 今季、チームは4年ぶり頂点に向けて大型補強を敢行。その代表が大谷だ、昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦前に大谷はベッツらの名を出し「憧れるのをやめましょう」と発して、チームを鼓舞した。試合前の円陣で名前を出されること自体が、リスペクトの証明ともいえるが、ベッツは「いや、何事でもないよ」と言う。「この世界のみんなが彼に憧れている。私も彼も同じ人間だ。同じジャージー(ユニホーム)を着ることになって嬉しい」と口にした。

 ロッカーは隣だが、現段階で大谷と個人的な会話は「まだやりとりしていない。素早い握手があっただけ」と言う。笑顔で「ご存知の通り、私は自然のままに、話したい時に話す。長い時間があるのだから」と自然体を強調した。大谷、山本など超大型補強で勝利が宿命づけられたチーム。「彼らがどうとかではないけど、私には関係ないよ。私は自分の仕事をやり、勝ちに貢献しようとする。彼らは彼らの、私は私のやるべきことをやるよ」とクールに目指すべきところを目指す。

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