大谷翔平 手術後初フリー打撃で改めて開幕に手応え「このまま順調にいけばというところ」

2024年02月13日 05:10

野球

大谷翔平 手術後初フリー打撃で改めて開幕に手応え「このまま順調にいけばというところ」
練習を終え、報道陣の取材に応える大谷翔平(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日)、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設でフリー打撃を行った。
 21スイングで10本の柵越えを放ち、最終スイングでは中堅右へ、140メートル級の特大弾も打ち込んだ。昨年9月の右ひじ手術の影響を感じさせない豪快スイングを披露し「いい感じでしたし、結構強く振れたので、打球自体も良かったと思います」と手応えを口にした。

 抜けるような青空に甲高い打球音を響かせた。右わき腹を痛めた昨年9月4日(日本時間5日)以来、161日ぶりとなるフリー打撃。飛距離、スイングの軌道、感覚…。確かな手ごたえを再確認した21スイングだった。

 「最後の2、3スイングは90(%)ちょっとくらいの力加減で打っているので、数値的にもそれぐらいの数値…むしろちょっと高いかなくらいの数字なので、いい傾向。トレーニングの成果もしっかり出ているんじゃないかなと思う」

 今月3日(日本時間4日)のファン感謝イベント「ドジャーフェスタ2024」に参加した際、3月20日のパドレスとの開幕戦(ソウル)には「間に合うと思う」と見通しを語っていた大谷。今のところタイムテーブルに変更はない。

 「軽めに行こうかなと思いましたが、思ったより振れていたので、そこはスケジュール通りには行きつつ、内容自体はいいんじゃないかなと思うので、このまま順調にいけばというところだと思います」

 オープン戦への出場については「ある程度トレーナーの中で“いつくらいに出る”というのはあると思いますが、まだすごい先のところまで共有されているわけではないので」としながらも「トラッキングとある程度のライブBP。入ってみて良かったら出るといった感じなので」と状態を見極めつつ、段階を踏んでいく。

 新天地で迎える初のキャンプ。焦ることなく、じっくりと進めていく構えだ。「キャンプ中は比較的多めには打つと思いますが、基本的にやることは中(屋内)で。外でやるのは強度の確認がメインかなと思います」と引き締まった表情で話した。

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