ソフトB・山川 古巣と初対戦「昔と変わらず接してくれる後輩たちがいてうれしかった」どすこいV弾

2024年02月28日 16:52

野球

ソフトB・山川 古巣と初対戦「昔と変わらず接してくれる後輩たちがいてうれしかった」どすこいV弾
<ソ・西>初回2死一塁、2ランを放ち、どすこいポーズを披露する山川(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【練習試合   ソフトバンク4―3西武 ( 2024年2月28日    宮崎・アイビー )】 西武からソフトバンクにFA加入した山川穂高内野手(32)が28日、練習試合「球春みやざきベースボールゲームズ」の西武戦に「4番・DH」で先発出場。初回にいきなり本塁打を放つなど、古巣相手にバットで存在感を見せ勝利に貢献した。
 0-1で迎えた初回、2死一塁だった。相手の先発はドラフト1位左腕・武内夏暉投手(22=国学院大)。対外試合初登板、初先発となった古巣の金の卵を相手に、甘く入ってきた変化球を見逃さず、左中間席へ運ぶ逆転2ランを放り込んだ。

 打席に入る前にはスタンドから拍手を浴びたが、アーチの後も大きな歓声を浴びてダイヤモンドを一周。最後は西武時代からおなじみだった本塁打後のパフォーマンス「どすこいポーズ」でファンを楽しませた。3回の第2打席は、武内からユニホームをかするほど際どい内角球にのけぞる一幕もあったが、笑顔で捕手に“OK”サインを出すなど、大事には至らなかった。4-3で迎えた5回の第3打席は、平井から中飛に倒れた。

 山川は試合後、古巣との試合を振り返り「特別というよりは…ずっとやってきたメンバーですので、久しぶりに会えてうれしかったですね。昔と変わらず接してくれる後輩たちがいてうれしかったです」と笑顔で語った。

 試合中は「あまり(古巣相手ということが)気にならなかったという山川。初回に相手ドラ1の武内から逆転2ランを放ったことには「手応えは打った瞬間という感じで、いい打ち方だったので行ったかなと」と気持ち良さそうに汗を拭った。「キャンプの内容が充実していた」と振り返る通り、24日の楽天戦に続く豪快な一発。32歳の大砲は、開幕に向けてさらにギアを上げていく。

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