大谷翔平 ドジャースデビュー打席は見逃し三振 観客席からは大歓声も苦手左腕に快音出ず

2024年02月28日 05:15

野球

大谷翔平 ドジャースデビュー打席は見逃し三振 観客席からは大歓声も苦手左腕に快音出ず
初回、打席で強振する大谷(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が27日(日本時間28日)、アリゾナ州グレンデールでホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で移籍後、初出場。第1打席は見逃し三振に倒れた。
 打席に入ると、観客席からは大歓声。昨季までチームメートの相手捕手・スタッシの方をポンポンと叩いた。

 デビュー打席は過去2打数2三振と苦手にしている相手先発左腕・クロシェットと対戦。初球、高めの直球にバットが出かかったが止めると、2球目のスライダーは空振り。それでもフルスイングにスタンドからは歓声が湧いた。

 3球目の直球をファウルすると、4球目、外角直球に手が出ず、最後は見逃し三振に倒れた。

 試合前のウォーミングアップでは昨季、エンゼルスで同僚だったムスタカスやマーカス・テームズ打撃コーチらと談笑し、ハグ。仲良しで知られたフレッチャーの弟、ドミニク・フレッチャーとも交流し、リラックスムードだった。

 昨年9月4日のオリオールズ戦の試合前フリー打撃で右脇腹を痛め欠場。その後、右肘手術も受けたため、実戦は177日ぶりとなった。 

 韓国ソウルで開催される3月20、21日の開幕シリーズ、パドレス戦までに「50打席」を目安としている大谷。ここまでライブBP(実戦形式の打撃練習)だけで9打席を消化。着実に準備を整えてきた。

 大谷の今キャンプでのライブBPの結果は以下の通り。

 1回目(日本時間20日) 四球、三振、本塁打
 2回目(同22日)    四球、二ゴロ
 3回目(同24日)    三振
 4回目(同26日)    三振、左飛、三振
 

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