巨人　新人4選手が1軍キャンプ完走　ドラ1西舘「いろいろな人の話を聞けて良かった」

2024年02月28日 16:56

野球

巨人　新人4選手が1軍キャンプ完走　ドラ1西舘「いろいろな人の話を聞けて良かった」 — ＜巨人沖縄キャンプ・最終日＞手締めでキャンプを打ち上げ、ナインとグータッチする西舘 Photo By スポニチ

　巨人は28日、沖縄・那覇キャンプを打ち上げた。1軍キャンプを完走した新人4選手も充実した表情で振り返った。

　ドラフト1位・西舘（中大）は「ケガをしなかったということと、いろいろな人の話を聞けて良かった」と笑顔。常時クイックモーションで投げる最速155キロ右腕は、フォークの改良や、足を上げての投球フォームにも取り組むなど工夫し姿勢を見せた。目標の開幕1軍へ「結果が第一なので。内容はどうであろうと、まずは無失点というのを大事な目標としてやろうと思っています」と今後の実戦を見据えた。

　同3位の佐々木（日立製作所）は、対外試合5試合で20打数9安打10打点と猛アピール。「課題が見つかったり、結果も多少なりとも出たので、いいキャンプになった」。激しい外野の定位置争いには「自分のやるべきことをやるだけ。しっかりアピールして、開幕1軍で出れるように頑張りたい」と鼻息を荒くした。

　同4位の泉口（NTT西日本）は「精神的にも技術的にも凄く充実した期間になりました」と振り返った。遊撃だけでなく、三塁や二塁でも安定した守備を披露。最終日のこの日は、一塁の守備練習も行い「出場機会を増やすためにも大事になってくる。しっかり守備でどこでも守れるようにこれからもやっていきたい」とシーズンを見据えた。

　同5位の又木（日本生命）も25日のヤクルトとのオープン戦で2回無安打無失点と好投するなどアピール。「独特の緊張感を経験をさせてもらった。そこから僕の中で僕なりに工夫をして、試合での入り方だったり気持ちの作り方をたくさん学べた」と納得の表情。「試される場面が多くなってくると思うので、勝ち負けを意識した中での登板もしてみたい。その中でアピールができれば」と意気込んだ。