大谷翔平が一塁ミット&外野グラブ用意も指揮官「時が来るまでDH」用意周到ぶりは「素晴らしい」

2024年02月28日 11:47

野球

大谷翔平が一塁ミット&外野グラブ用意も指揮官「時が来るまでDH」用意周到ぶりは「素晴らしい」
<ドジャースキャンプ>大谷翔平 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が27日(日本時間28日)、ホワイトソックスとのオープン戦後、大谷翔平投手(29)の守備機会に言及した。
 大谷はこの日、「2番・DH」で移籍後の実戦に初出場。5回の第3打席で今季1号を放つなど3打数1安打だった。試合前のクラブハウスではファーストミット、外野手用のグラブをはめる場面もあり、試合出場後にそのことを尋ねられると「まぁ、そういうこともあるかもねっていう。皆に言えることですけど、そうなってからでは遅いので、事前の準備が大事かなと」と昨年9月の右肘手術により、今季は打者に専念するため、DHだけでなく守備につく可能性も示唆した。

 ただ、昨年9月に受けた右肘手術の影響により、現段階で投球を再開しておらずノックなど具体的な守備練習については「まだその段階ではない。もちろん投げれなければ、そういうこともないですし、そこは優先事項から外れてるので」とあくまでミット&グラブは事前準備と慎重姿勢を示した。

 試合後、ロバーツ監督も「(外野での出場が)あるとは思わない。私たちのロースターは外野陣の層の厚さに恵まれており、そうではなくなる時が来るまで彼はDHに入る。それに集中している。リハビリのプロセスの途上にいるが、登板したり、守備につくことはない」と言い切った。

 その上で、大谷がグラブを用意するなど準備する姿勢に「それは素晴らしい。どうなっていくかはわからないが、彼がその(守備につく機会の)可能性を考えていることはドジャースにとっていいことだ。彼が健康を取り戻すことを考え、ドジャースの勝利を望んでいるなら、私は支持する」と用意周到さを評価した。

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