星稜中 大会最多3度目V!東、ピンチで再登板し逃げ切り勝ち、大竹が先制決勝打

2024年03月30日 05:00

野球

星稜中 大会最多3度目V!東、ピンチで再登板し逃げ切り勝ち、大竹が先制決勝打
優勝した星稜中 Photo By スポニチ
 スポニチ主催文部科学大臣杯第15回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント最終日は29日、静岡県草薙総合運動場硬式野球場で決勝が行われ、星稜中(石川)が明豊中(大分)を2―1で下し、大会最多となる3度目の優勝を果たした。2回2死二、三塁から大竹斗真(3年)が決勝の右越え2点適時三塁打で先制。投げては先発の東寛斗(3年)が7回途中に一度は降板したが、サヨナラのピンチで再登板し、逃げ切った。
 星稜中の3年ぶりの優勝にスタンドとナインが歓喜した。殊勲打を放った大竹は「打ったのは、内角のボール球。ピッチャーを楽にさせたい一心で振った」と笑顔。先発の東は「小路、服部が連れてきてくれた舞台。連投となったが、最後までやってやろうと出し尽くした」とうなずいた。安打数は相手を下回りながら接戦を制しての勝利。小路主将は「優勝でき、うれしい。夏も優勝したい」と春夏連覇に意欲を示し、五田祐也監督(43)は「石川に明るいニュースを届けることができた。良きライバルと最後に良い勝負ができた」と感慨深げだった。

 ▼明豊中・木原裕飛監督 星稜の東くんは素晴らしい投球だった。攻守で食らいついたが、及ばなかった。選手たちはよくやった。この負けの悔しさを忘れず、夏の全日本少年でリベンジしたい。

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