オリックス・宮城 痛恨の決勝ソロ被弾 チーム最年少での開幕先発勝利ならず

2024年03月30日 05:45

野球

オリックス・宮城 痛恨の決勝ソロ被弾 チーム最年少での開幕先発勝利ならず
<オ・ソ>オリックス・宮城(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス1-3ソフトバンク ( 2024年3月29日    京セラD )】 初の開幕投手を務めたオリックス・宮城が同点で迎えた7回に暗転した。先頭の山川にカウント1―1から、捕手のサインに首を振って投じた外角低め150キロ直球を右中間スタンドに運ばれた。痛恨の決勝ソロを被弾。ドラフト制以降ではチーム最年少での開幕先発勝利を逃した。
 「球自体は悪くなかったんですけど、投げるコース、タイミングももっと勉強しないといけない」

 最速153キロの直球に最遅90キロのカーブ、スライダーとフォークで幻惑して6回まで9奪三振。調子自体はよかっただけに、高卒5年目左腕は「押せる部分は押していきたいと思いますし、でも簡単に軽くあそこまで飛ばされた部分はもっと考えないと」と悔いの残る1球となった。

 京セラドームでは20年以来7度目の開幕戦で、実数発表となった05年以降では同戦史上最多の3万6197人が来場した。10年以来2度目の勝利を逃した中嶋監督は「プレッシャーを感じず、どちらかといえば楽しそうに思いっきりいってくれた」と先発左腕を評価。「開幕って143分の1としか思わない」と、4連覇へ向けて次戦へと切り替えていた。 (阪井 日向)

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