阪神・中野 開幕戦でチーム唯一のマルチ安打も「結局はチームが勝たないといけない」

2024年03月30日 05:15

野球

阪神・中野 開幕戦でチーム唯一のマルチ安打も「結局はチームが勝たないといけない」
<巨・神>3回、中野はバント安打を決める(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神0-4巨人 ( 2024年3月29日    東京D )】 阪神・中野がロケットスタートを決めた。開幕戦でチーム唯一のマルチ安打を記録。初回1死から戸郷の直球を詰まりながらも右前に落とし、今季チーム初安打を放った。なおも3回1死一塁では初球にセーフティーバントを成功させた。
 今春の打撃不振に苦しんだ。しかし23日のオリックス戦(京セラドーム)で35打席ぶりの安打を放つと、オープン戦最終戦となった翌24日の同戦(同)では2戦連続マルチ安打。その勢いのままに本番でも躍動した。個人としては好発進もチームの黒星スタートには悔しさをにじませた。「個人の状態がどうとかより、結局はチームが勝たないといけない。次々、試合が来るので、今日の負けを引きずらないようにやる」。3年目の昨季はシーズン164安打を記録して最多安打を獲得。虎のヒットマンが完全に息を吹き返した。

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