カブス・誠也 2ラン大谷に「彼には風は関係ない」脱帽も…3打点で勝利呼んだ 5連勝貢献

2024年04月07日 01:30

野球

カブス・誠也 2ラン大谷に「彼には風は関係ない」脱帽も…3打点で勝利呼んだ 5連勝貢献
<カブス・ドジャース>2回、2点適時二塁打を放つ鈴木(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   カブス9―7ドジャース ( 2024年4月5日    シカゴ )】 主役は譲ったが、勝負は譲らなかった。カブス・鈴木が、今季初めて同学年の大谷との対戦で1安打3打点。チームの5連勝に大きく貢献した。
 2回2死満塁から暴投で1点を勝ち越した直後。ミラーの97・3マイル(約157キロ)の直球を、逆らわずに叩いた。右翼フェンス直撃の2点二塁打。「凄くいい間で、いい打撃ができている」と振り返った。「今は風も強いし、長打を狙えば結果も生まれない」と3年目となった本拠地の特性に合わせたコンパクトな打撃。6回1死三塁では、右犠飛で3打点目を挙げた。

 5回の守備では大谷が自身の頭上を越える2ラン。「彼に風は関係ないんでしょう」とあきれたように話した。それでも5試合連続安打3試合連続打点で、日本選手4人が集結した注目のド軍3連戦の初戦を取った。

 開幕から7試合で11打点目とポイントゲッターとして、好調のチームを支えるが「特に状態のことはあんまり考えていない。1打席ずつ集中して自分のやることだったり、試合の場面を考えてだけ打席に立つようにしています」と平常心を強調した。

 6日(日本時間7日)は、日本で4打数1安打3三振だった山本とメジャー初対決。「ここにいる日本選手がみんな頑張って、またたくさんこの舞台に来られるように頑張らないといけない」と決意をみなぎらせた。(杉浦大介通信員)

 ≪開幕チーム7戦目で11打点は日本選手最多≫鈴木は開幕からチームが7試合を消化し11打点。22年に自身がマークした10打点を抜き、日本選手の開幕チーム7試合時点での最多打点となった。また、個人の出場7戦ではエンゼルス時代の18年に大谷(現ドジャース)が11打点をマークしている。

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