巨人・阿部監督 高橋礼は「僕も対戦したことありますけど、いい投手」 勝ったのは「必然」

2024年04月07日 17:33

野球

巨人・阿部監督 高橋礼は「僕も対戦したことありますけど、いい投手」 勝ったのは「必然」
<巨・D>5回、ベンチでナインを鼓舞する阿部監督 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―0DeNA ( 2024年4月7日    東京D )】 巨人がソフトバンクから加入した高橋礼投手(28)の好投で同一カード3連敗を阻止。借金を1に減らした。
 高橋礼はソフトバンク時代の2021年4月17日西武戦(メットライフD)以来1086日ぶりの白星。移籍後初登板初先発だった3月31日の阪神戦(東京D)は二塁も踏ませない6回1安打無失点投球を披露するも打線の援護なく0―0で降板して白星を逃していたが、移籍後2試合目で見事に3年ぶりとなるプロ通算18勝目をつかんだ。

 打線は初回に坂本の2点適時打で先制し、3回には岡本和の適時打で3点目。高橋礼が6回3安打無失点で降板したあとは中川、西舘、大勢の完封リレーで逃げ切った。

 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。

 ――高橋礼が1086日ぶり勝利。

 「序盤ね、球数多いなと思ったけど、何とか切り抜けてくれて素晴らしいピッチングだったなと思います」

 ――開幕から12回無失点。

 「やっぱりもともと、僕も対戦したことありますけど、いい投手ですし、変則ならではの投球術を扱えているので、必然といったら必然かもしれませんね」

 ――打線のつながりは。

 「初回に2点取れたのは大きいですし、それで礼(高橋)も楽にいけたという部分もある」

 ――丸の状態は。

 「走ってる姿があんまり良くなかったので、大事には至ってないので。休み明けにしっかり治して出てくれるんじゃないかなと思います」

 ――中川が3者連続奪三振。

 「見ての通り、なんとか復活してほしいという気持ちで投げてもらいましたので、きょうも素晴らしいピッチングなのでそういうことを自信にしていってもらって。もっと大事な局面でいくと思いますし、きょうので自信がついたと思います」

 ――来週に向けて。

 「やれることをしっかりやって、なんとか五分に戻したいと思います」

 ――西舘、中川の順番を入れ替えた。

 「右、左で中川を左に当てたかったのがあったので、代打がくるのは想定していたので、そのまま来てくれていたのでね。いい仕事をしてくれたなと思います」

 ――西舘が状態いいからこそ。

 「そうですね」

 ――坂本が初回に一本。

 「きのうもミスしても必死に取り返そうとしている姿だったりは僕は見ているので、そういうところはさすがだなと思って見ていたし、若い選手が何かを感じでほしいなというのはきのうの試合では特に思ったんですけど、そういうのがきょうのヒットになったんじゃないでしょうかね」

 ――吉川が今季初の1番。

 「なんとか8番が一番ね、1番は固定できてないですけど、何とか経験豊富な吉川を1番に置いたまでですけど」

 ――松原のセーフティーは作戦?

 「セーフティーのサイン出しました。ランナーの門脇がうまく、フェイクしてくれたので」

 ――つなぎとしては最高の形に。

 「ああやって一発でサインに、1個目はエンドランで空振りしたけど、ああやってあの空振りを取り返すセーフティーバントは素晴らしかったと思いますよ」

 ――岡本和の次の塁を狙う走塁。

 「そうですね。和真は凡打しても走ってますし、そういうところ変わったなと思ってますし、志が高くなったように見える。何にもいうことはないですよね」

 ――負けて3連敗より勝って終わるのは大きい。

 「ズルズルいきそうなところで持ちこたえることはできるので、そういうチームだなと思ってるし、とにかく勝ち越すことは難しいと思いながらやってるし、それでもみんな必死にやってるのは僕にも伝わってくるので、これを継続してやってほしいなと思います」

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