【山本由伸と一問一答】勝利の美酒の味は「何の味かわからないですけど、ビールだけじゃなかった」

2024年04月07日 10:02

野球

【山本由伸と一問一答】勝利の美酒の味は「何の味かわからないですけど、ビールだけじゃなかった」
この日のスタメン表と初勝利のボールを手にする山本(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース4-1カブス ( 2024年4月6日    シカゴ )】 ドジャースの山本由伸投手(25)が6日(日本時間7日)、敵地シカゴでのカブス戦に先発登板。好調カブス打線を5回3安打無失点、自己最多8三振を奪う好投でメジャー初勝利を挙げた。前回登板からの連続イニング無失点はこれで10に伸ばした。
 試合後の山本の一問一答は以下の通り。

――ビールかけはどうだった?
「あっという間でした。一瞬で」

――ビールかけがあるのは知っていたか?
「なんとなく噂は聞いていたっすけど」

――今日の登板を振り返って。
「立ち上がりは少し狙いすぎてボールが先行したり、思ったところに投げられなかったですけど、徐々に感覚がよくなっていって、4回、5回とかは割といいピッチングだったかなと思います」

――初回無死満塁はどういうことを考えていた?
「とにかく落ち着いて、押し出しは一番嫌だと思っていたのでストライクゾーンに投げようと思いました」

――韓国の登板の後、いろんな疑念の声もあったが、今回の登板はどれくらい重要だったか?
「シーズンは長いので、1試合1試合集中して毎週過ごしていくことだけを心がけているのでいつも通りです」

――ピッチングアーティストと呼ぶ人がいるがどう思う?
「ありがとうございます」

――メジャーで投げる中で何を学んでいる?
「技術的なことだったり、どこを狙って投げるかとか、そういうところは徐々に学んでますけど、基本は今までやってきた通りに集中してやることを心がけています」

――カーブは自分の投球の中で重要度は?
「どの球種も重要になる。今日は序盤スプリットが決まっていなかったので、カーブでカバーしながら立て直せたかなと思います」

――5回を投げ終わった後に代えると聞いて驚いたか?
「監督との話もありましたし、そこはあまり詳しくは言えないですけど、特に驚きはないです」

――初勝利しての率直な気持ちは?
「今日も前回に続きいいピッチングができて、無事初勝利ができたので凄くうれしく思います。まだシーズン始まったばかりなので、勝ち星を1つずつ積み重ねてチームに貢献していけるようにしたいと思います」

――序盤のピンチを切り抜けてどう切り替えた?
「立ち上がりは全くコントロールがうまくできていなくてすごくピンチになってしまったんですけど落ち着いてしっかりストライクゾーンに投げられました。そこから少しずつ感覚がよくなって、2回はピンチになりましたけど、感覚はよかったです。そこから3、4、5回はピンチをつくることなく投げられたのでいいところは多かったです」

――ビールかけの時は?
「何が起こっているか。目を閉じろと言われて、あっという間に。今も何かが喉にあります。何の味かわからないですけど、ビールだけじゃなかったです」

――クラブハウスに入ったらいきなり?
「ウエアを洗濯するかごに乗せられてシャワールームに行って、あとは覚えていないです。あるなら(取材が)全部終わった後かなと思ってたんですけど」

――記念球はどうする?
「大切にします。(自分で持つ?)わからないです」

――鈴木誠也から試合前に話しかけられていたが、何を話していた?
「いや、特に」

――鈴木誠也との対戦は?
「狙ったところではなかったですけど、たまたまいいところに。最後もストレートもちょうどいい高さに抜けたので本当に運が良かったですね」

――今後に向けての修正は?
「とにかく1試合1試合集中してチームに貢献していけるように頑張りたい」

――継続するのは難しいけど、大事にしていることは?
「毎週登板があるので、毎週の1試合1試合を大切にすることだと思います。その1試合を成功させるために1週間の1日も無駄にすることなくやっていくのがいいピッチングにつながると思います。ケガなく長いシーズンを投げられることにもつながると思うので、とにかく毎日頑張りたいです」

――言い換えると先を見ないということ?
「先も見ますけど。長くプレーするのでそこも考えますし、目の前の登板についても全力で考えるしという感じです」

――メジャーの1勝の感触は?
「どうでしょうね。日本の1勝目はもう7年前とかなので、あまり覚えていないかもしれないです」

――うれしさの度合いは?
「どちらもうれしいですね」

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