明大・宗山 復帰打!開幕戦見えた 右肩甲骨骨折から37日ぶりに実戦復帰で2安打

2024年04月07日 05:00

野球

明大・宗山 復帰打!開幕戦見えた 右肩甲骨骨折から37日ぶりに実戦復帰で2安打
7回、巧みなバットコントロールで一塁線突破の二塁打にする宗山 Photo By スポニチ
 【オープン戦   明大2―1Honda ( 2024年4月6日    明大グラウンド )】 今秋ドラフトの目玉の明大・宗山塁主将(4年)が社会人のHondaとのオープン戦に「3番・DH」で出場。2月29日の明治安田生命とのオープン戦での死球による右肩甲骨骨折から37日ぶりに実戦復帰を果たした。
 まだまだ病み上がりで、この日は田中武宏監督から「1打席でワンスイングだけ」という制限付き。そんな中で初回は二塁内野安打、3打席目は右翼線二塁打を放った。ともに2ストライクまでボールを見送ってファーストスイングで安打をマーク。1年春からここまで現役最多の94安打を積み上げ、高山俊(明大)が持つ131安打のリーグ記録も射程内とする安打製造機が本領を発揮し「痛みは完全に消えた。何の心配もなく試合に臨めます」と笑顔で語った。

 これまで田中監督は「春のリーグ戦、宗山はいないものと考えている」と話すなど慎重な姿勢を貫いた。宗山はドラフトで複数球団の1位競合が確実な大学球界の至宝。主将で責任感も強い。早期復帰に焦ってほしくないという親心でもあった。「まだトリッキーな打球が来たら心配」との思いもありDH出場。宗山は「これからは守備をして打席に立ちたい」と見据える。

 リーグ戦の初戦は20日の東大戦。それまでもオープン戦など実戦が組まれており、計30打席に立つ予定だ。(落合 紳哉)

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