【近畿学生野球】阪南大1年・元木がデビュー戦で3安打完封勝利「いつもどおりの投球できた」

2024年04月07日 11:25

野球

【近畿学生野球】阪南大1年・元木がデビュー戦で3安打完封勝利「いつもどおりの投球できた」
デビュー戦完封勝利の阪南大1年生左腕・元木 Photo By スポニチ
 【近畿学生野球春季リーグ2回戦   阪南大7-0大阪公立大(8回コールド) ( 2024年4月7日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 阪南大が連勝で勝ち点1を挙げた。1年生の元木亘翔(岐阜第一)がデビュー戦で3安打完封勝利を飾った。
 「緊張はしてなかったので、楽しもうと思って思い切り腕を振りました。いつも通りのピッチングができたと思います」

 先発を言われたのは前日。「そのうち投げる機会はあると思っていましたが、まさか(開幕)2戦目とは…。ビックリしました」というものの、堂々とした投球は1年生とは思えなかった。4回1死満塁のピンチはチェンジアップで遊ゴロ併殺打に仕留めた。打線が3回までに5点を挙げていたことで「点差があったのでバッター勝負でいきました」と、胸を張った。

 身長1メートル63、体重60キロ。昨年夏は岐阜大会準々決勝で甲子園に出場した大垣日大との接戦の末に敗れたが、地元紙で大きく取り上げられて岐阜第一の元木の名は知れ渡ることになった。

 垣下真吾監督は「僕は岐阜出身なので名前は聞いていた。かなり楽しみな投手」と、頼もしい1年生の出現を喜んでいた。

 ◇元木 亘翔(もとき・わたる)05年(平17)5月12日、大阪府堺市生まれの18歳。小学3年の時に貝塚スポーツ少年団で野球を始め、中学時代は泉州ボーイズに所属。岐阜第一では2年春に背番号12でベンチ入り。3年夏に背番号1に。身長1メートル63、体重60キロ。左投左打。遠投100メートル。50メートル走6・2秒。

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