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DeNA“あの”98年以来26年ぶりセ40勝一番乗り!蒼彗天(オースティン)11回自身初の劇弾10号

2024年07月09日 21:51

野球

DeNA“あの”98年以来26年ぶりセ40勝一番乗り!蒼彗天(オースティン)11回自身初の劇弾10号
<D・中>延長11回、サヨナラ勝ちに歓喜のDeNAナイン(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA6X―5中日 ( 2024年7月9日    横浜 )】 DeNAが接戦を制し連敗を2で止め、前回リーグ優勝&日本一に輝いた1998年以来、26年ぶりとなるリーグ40勝一番乗りを果たした。5―5の延長11回に、オースティンが今季10号サヨナラ弾。巨人と同日で到達した。
 今年で13回目を迎える「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」。今年のテーマは「星、波、青薔薇。」で、横浜市の花であるバラとDeNAの青を合わせた標語となった。そして、オースティンを「蒼彗天」と表記するなど背中の名前含め、全て漢字表記の横浜スターナイト特別ユニホームに身を包んだDeNA戦士が試合を動かした。

 0―0で迎えた2回。相手先発・小笠原から牧が投手内野安打、宮崎が左前打と連打でチャンスをつくると、6番・佐野が4号先制3ランを右翼席に叩き込んだ。ド派手なガッツポーズを見せた佐野は、ベンチの祝福を受けた後、青いバラを一輪持ちデスターシャを決めた。

 4回には山本が2号ソロで加点。リードを4点に広げたが、4―0で迎えた6回に、先発の石田裕がつかまった。

 板山に2ランを打たれるなど3点を失うと、5回2/3で降板。さらに7回に3番手・ウィックが2点を奪われ、6回に押し出しで5点目を奪っていたが同点に追いつかれた。

 8回には2死満塁のチャンスに度会が空振り三振に倒れ、大きなため息がハマスタに響き渡った。だが、特別ユニホームと大声援に背中を押された延長11回に、2死無走者からオースティンが相手7番手のフェリスが投じた初球150キロ直球をフルスイング。バックスクリーン右側のスタンドぎりぎりに自身初となる今季10号サヨナラ弾を叩き込み、先に広島戦(マツダ)に勝利した巨人に続き、球団では98年以来26年ぶりとなるリーグ40勝一番乗りを決めた。

 7番手で延長11回を無失点に抑えた2021年ドラフト2位の徳山壮磨がプロ3年目で初勝利を挙げた。

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