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巨人・大勢は7球で鯉料理 マツダは鬼門?「なんとも思っていなかったです、すみません(笑い)」

2024年07月09日 22:07

野球

巨人・大勢は7球で鯉料理 マツダは鬼門?「なんとも思っていなかったです、すみません(笑い)」
<広・巨>9回、力投する大勢(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―3広島 ( 2024年7月9日    マツダ )】 巨人の守護神・大勢投手(25)が9日の広島戦(マツダ)で今季15度目のリリーフ登板。わずか7球で今季10セーブ目を挙げ、新人だった2022年から3年連続の2桁セーブを達成した。通算ではこの日が61セーブ目。
 新人から3年連続2桁セーブは球団初の快挙。なお、近年のセ・リーグ他球団では山崎康晃(DeNA)が新人だった15年から19年まで5年連続、栗林良吏(広島)が同じく21年から24年の今季まで4年連続を継続している。

 大勢は5―3で迎えた9回に5番手として登板。岸田とのバッテリーで最初に打席へ迎えた大盛をカウント1―1からの152キロ直球で遊ゴロに打ち取ると、菊池の代打・羽月は初球にこの日最速の155キロでストライクを取り、最後はフォークボールで3球三振。田中は初球の152キロで遊飛に仕留め、わずか7球での3者凡退だった。

 なお、今季ここまで4敗2分けと未勝利だったマツダでの巨人白星は浅野のプロ初本塁打に沸いた昨年8月18日以来326日ぶりとなった。

 大勢は5月3日の阪神戦(東京D)で右肩に違和感を訴えて緊急降板し、翌4日に出場選手登録抹消となった。

 6月30日に再登録されると、同日の広島戦(東京D)で1点リードの9回に6番手として登板。安打と連続四球で2死満塁のピンチを招くも無失点で切り抜け、64日ぶりとなる今季8セーブ目をマークした。小林とのバッテリーで、オール19球が150キロ台後半(最速は159キロ)の直球勝負だった。

 試合後、大勢との一問一答は以下の通り。

 ――登板を振り返って。
 「この前、復帰戦で満塁をつくっちゃった相手だったので。(前回は)真っすぐしか投げてなかったので、きょうはしっかり変化球を入れながら3人で抑えることができてよかったです」

 ――マツダはチームの鬼門。
 「なんとも思っていなかったです、すみません(笑い)」

 ――勝って首位浮上。
 「そうですね。チームも今、いい流れですし、絶対にきょうは投げるだろうなと。こういうシチュエーションで回ってくるだろうなとは感じていたので、しっかり準備していたのが良かったのかなと思います」

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