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ドジャース・ロバーツ監督 大谷の献身的なプレーに「A」評価でベタボメ「すべてをやってくれている」

2024年07月10日 07:25

野球

ドジャース・ロバーツ監督 大谷の献身的なプレーに「A」評価でベタボメ「すべてをやってくれている」
試合前の囲み取材に応じるデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース―フィリーズ ( 2024年7月9日    ロサンゼルス )】 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が9日(日本時間10日)、敵地でのフィリーズ戦前にメディア対応。メジャー通算200本塁打まであと1本に迫った大谷翔平投手(30)の今季これまでの活躍に「A」評価を与えた。
 前半戦の大谷の採点を促されると「紛れもないAだ。翔平は素晴らしいよ。このオーガニゼーションがオフェンス面でやりたいことを受け入れてくれた。素晴らしい選手であり、素晴らしいチームメイトだ。毎日、彼の名前をラインナップに書くのが大好きだし、彼は見ていても楽しい」と「A」判定で最大限の評価を与えた。

 その評価の根底にあるのが大谷のフォア・ザ・チームの精神だ。指揮官は「翔平はペナントレースに参戦したことがない」とエンゼルス時代は優勝争いの中でプレーしたことがない点を指摘。だが、今季に関しては「今はペナントレースの中にいて、小さなことをやっている」と昨年までとは置かれた状況が違うことを説明。そのうえで「日曜日はカウント3―2から際どい球をスイングせずに四球を選んだ。必要があるときに盗塁し、先の塁を奪い、走者を動かす打撃をする。彼はそれらのすべてをやってくれている」とチームが勝つためのプレーに徹していることを高く評価した。

 指揮官は「ペナントレースに参戦していないと、ゲームは同じほど重要に感じられない。彼は毎試合がどれだけ重要かを理解している」と、メジャーでは優勝争いの経験がないにもかかわらず、その熾烈な戦いの中での自らの役割を理解している大谷に驚きすら感じている様子だった。

 大谷はこの日も「1番・DH」で先発予定。これまで全力でフォア・ザ・チームに徹した結果、年間50本塁打&32盗塁ペースとなり、史上初の「50―30」への期待も膨らんでいる。

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