宮崎商が初戦突破 21年夏はコロナで甲子園初戦前に“辞退” 中村「忘れ物がある」

2024年07月11日 06:30

野球

宮崎商が初戦突破 21年夏はコロナで甲子園初戦前に“辞退” 中村「忘れ物がある」
<宮崎商・佐土原>無安打に終わった宮崎商の中村 Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権宮崎大会2回戦   宮崎商5ー3佐土原 ( 2024年7月10日    サンマリン )】 昨夏は初戦敗退に終わった無念をまずは晴らした。
 春の県王者、宮崎商が逆転勝ちで初戦を突破した。4回に3点差を追いつくと、6回に押し出し四球で勝ち越し。7回には犠飛で1点を追加して競り勝った。

 走攻守三拍子そろった遊撃手、1番・中村奈一輝(ないき、3年=写真)はチームの勝利を喜んだ。自身は2四球を選んで6回には二盗を決めたが、3打数無安打で「油断はしていなかったけど、夏の厳しさがあった」と初戦の難しさを痛感した様子だった。

 宮崎商は21年夏に代表となったが、智弁和歌山との初戦を前にチーム内に新型コロナウイルスがまん延し、戦わずして甲子園を去った。中村は「忘れ物がある」とナインの思いを代弁する。3年ぶりの頂点に立ち、今度は聖地に校歌を響かせる。

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