ソフトバンク・栗原 適時三塁打&8号ソロ 7月絶好調にも小久保監督「今は今季で一番状態が悪い」

2024年07月11日 05:00

野球

ソフトバンク・栗原 適時三塁打&8号ソロ 7月絶好調にも小久保監督「今は今季で一番状態が悪い」
<オ・ソ>8回、勝ち越し本塁打を放ち笑顔でハイタッチするソフトバンク・栗原(左から2人目)(撮影・長嶋 久樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク3ー4オリックス ( 2024年7月10日    京セラD )】 打線が湿っている中で存在感を発揮している。ソフトバンク・栗原が一時チームを逆転に導く活躍を見せた。
 1点を追いかける5回2死二塁の場面ではオリックス先発・宮城から同点に追いつく適時三塁打。3球続いたスライダーを右翼線に運んだ。「食らいついていくことができました」と振り返った。

 さらに同点の8回には代わった古田島のスライダーを右翼ポール際へ運んだ。「しっかり自分のスイングができました」と手応え十分だった勝ち越しの8号ソロ。会心の一発だった。 

 5月は月間MVPに輝く打棒を見せた。21試合出場で打率・373、3本塁打、16打点の活躍だった。6月は当たりが止まっていたが、7月に入り再び打撃の調子が上昇し、打率・391(23打数9安打)と快音を響かせている。チームは7月の7試合で12得点。小久保監督は「今は今季で一番状態が悪い」と話すが、栗原は3番の役割を果たしている。

 6月まで無双状態だった近藤、4番・山川が本調子ではなく打線が苦しむ中、存在感を示している栗原。4日に28歳となっての初アーチは空砲に終わったが、次こそはチームを勝利に導く。

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