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佐々岡真司氏 広島・島内が登録を外れても、新継投が形になれば復帰時にブルペンがより強固に

2024年07月11日 06:30

野球

佐々岡真司氏 広島・島内が登録を外れても、新継投が形になれば復帰時にブルペンがより強固に
佐々岡真司氏 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島ー巨人(降雨ノーゲーム) ( 2024年7月10日    マツダ )】 【佐々岡真司 視点】島内が登録を外れた。6敗目がついた9日の巨人戦も少し自信なさげな顔つきに見えた。直球の球速が出ていても打たれるのは、シュート回転して威力が落ちているからだろう。オールスター明けが復帰の一つのメドになる。この時間を使って心身のリフレッシュを図るとともに、投球フォームの修正にも努めてほしい。
 幸い救援陣は層が厚い。左腕では速球に力のあるハーン、右打者に有効なチェンジアップを操る森浦、右腕でも一定の実績を持つ矢崎がいる。島内の不在で、すぐ困る布陣ではない。新たな継投が形になれば、島内が戻ってきた時には、ブルペン全体がより強固になる。

 復帰のシャイナーは降雨ノーゲームで記録に残らない1打席。低めの変化球に体が前に出され、劇的に良くなっている印象はなかった。下位の打順で起用したベンチの狙いは長打。外国人打者は一つのきっかけで変わることもある。何打席か立つうちに1本出ることを期待したい。(スポニチ本紙評論家)

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