正則 タイブレーク制して初戦突破 10回投げ抜いたエース左腕・谷田が号泣

2024年07月12日 05:00

野球

正則 タイブレーク制して初戦突破 10回投げ抜いたエース左腕・谷田が号泣
<大森学園・正則>完投した正則のエース・谷田 Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦   正則6-5大森学園 ( 2024年7月11日 )】 正則(東東京)が2回戦で延長タイブレークの末、大森学園に競り勝った。
 エース左腕の谷田修哉(3年)が10回まで141球を投げて5失点完投。「体力的につらかったが気持ちを入れ直した。両足がつりそうだった」と、うれしさから声を上げて大泣きした。

 学校には校舎に囲まれた内野ほどの広さの中庭しか練習場がなく、木の板に人工芝を張ったマウンドで投げ込みを行ってきた。打撃練習やノックも満足にできない環境で、岸本淳監督は「相手は格上。谷田を中心によく守った」と称えた。

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