【高校野球】和歌山大会、春夏出場を目指す耐久が初戦快勝 エース冷水が77球完投  

2024年07月15日 12:07

野球

【高校野球】和歌山大会、春夏出場を目指す耐久が初戦快勝 エース冷水が77球完投  
<和歌山大会 耐久・有馬中央、貴志川、串本古座>5回、三者凡退に仕留め、雄叫びをあげる耐久先発・冷水(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【全国高校野球選手権和歌山大会2回戦   耐久8―1有田中央・貴志川・串本古座※7回コールド ( 2024年7月15日    紀三井寺球場 )】 江戸時代、嘉永5年(1852年)創立の耐久が春夏連続出場に向けて一歩踏み出した。
 エース・冷水(しみず)孝輔(3年)は初回に2つのエラーが重なって1失点。「守備のエラーがあってリズムをつくれずに先制された。捕手の構えているところの逆にいったり、高さも浮いていたり。強いところと当たったら命取りになる」と反省した。打線が初回に3点を返して逆転すると、冷水の投球も落ち着いた。2回を三者連続三振に抑えるとコールドゲームになった7回まで0を重ね、77球7奪三振で完投した。

 井原正善監督は「初戦は難しい。相手がどうこう言うより、自分たちの野球ができるまで時間がかかった。冷水は中盤から丁寧に投げていました。それでも(いい時の)30~40くらいじゃないですか」とエースは本調子ではないと見る。

 春の初出場に続いて夏の甲子園で初舞台を踏めば、100年を超える学校の歴史に新たなページが加わる。「秋はみんなに助けてもらって春のセンバツに出ることができた。今度は自分が堂々としたピッチングで引っ張っていければ」(冷水)と激戦の和歌山の頂点を目指す。

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